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メガハウス クイーンズブレイドP-4 冥土に誘うものアイリ

2008-01-21 05:34:44 | フィギュアレビュー

メガハウスより2007年12月に発売された冥土に誘うものアイリのレビューです。
クイーンズブレイドシリーズの第4弾とのことですが、このシリーズは初購入。
このシリーズは脱衣に対する情熱をひしひしと感じるのですが、今回もその例に漏れず。
脱ぐこと前提で作られてるんだもんなぁ・・・。

第4弾ということで、同時にニクスも発売されましたが、殆どの店舗ではアイリだけが無くてニクスが残っているという有様。
そんなにメイドは人気か。
かくいう自分も購入理由はメイドだから
あと決定打となったのは表情。
早めに見つかって良かった・・・。

メガハウスっていうとイザークしか購入したこと無かったので、
製品クオリティはあまり高くないイメージがあったんですが、認識を改める必要がありそうです。
そりゃアレと比べちゃ失礼ってもんですよね。 <それも失礼。


以下詳細です。




パッケージ。
側面にはニクスの姿も。


大鎌を構えたメイドさんという珍妙な出で立ち。
ポーズとしては動きも無く地味ですが、顔の表情に惹かれました。
なお、本来は鎌の刃は上向きが正しいのですが、絵としては刃が下向きの方が収まりが良かったり。
造形や塗装に関しては何ら問題を感じませんでした。

一番凄いのは脱げそうに見えないこと。
分割線も殆ど目立ちませんし、スタイルの破綻も見られませんし。
少しウエストが太めかな、と感じるかもしれませんが十分許容範囲かと。
いやー、凄いコダワリ。





ぐるりと1周。
鎌はこの向きが正しいものです。
動きはあまりありませんが、体のひねりや首の角度などによって表情は結構変わります。


鎌は着脱可。
何も持ってないと謎のポーズですね。
鎌は持たせにくい、保持できないといった話題をよく目にしましたが、自分のものは特に問題は感じられませんでした。


情報量は結構多め。
白と黒のコントラストが良い感じなのですが、白い部分に間延びした印象も。
ここはシャドウを入れて欲しかったところ。


アイリのこの表情にやられました。
この表情じゃなかったら買ってないです。
視線はやや右寄りなので右からのアングルが非常に映えます。


アイプリントは非常にきれいで、口の塗装も丁寧。
右からだと鎌が邪魔だなぁ・・・。


後頭部はややあっさり。
ツインテールの付け根あたりが少しいい加減な気も。


胸は結構なボリューム。
先端の表現は無し。この段階では。
中央の皺があまりそれっぽくないのが残念。
リボンが無ければ谷間が拝めるんですけどねぇ・・・。


鎌の柄と手首。
柄は木の質感が良く出ています。
柄を手首に乗せる感じなので外れやすいのはしょうがないかも。
右手は少しキツめに握る形になってれば良かったのかも。


背面から。
ツインテール、リボン、フリルと情報量は多め。
後ろからだとウエストは太さを感じるかも。


ローアングルから。
どうでもいい話題ですが、メイドに関しては絶対領域がほぼ標準装備されている気が・・・。


脚はメリハリが利きすぎな気も。
膝のくびれは少し不自然かも。


ベースプレートとの固定は足裏にゲタを履かせる形。
ゲタ要らなくね?


アイリにスケール表記はありませんが、サイズは単体だと標準的な1/8サイズ。
しかし、鎌を持たせると30cm超のサイズに。
というか、鎌単体で司令官以上のサイズですから。


ここからがクイーンズブレイドシリーズの本領発揮。
一見脱げなさそうなメイド服が見事なまでに脱げます。
そこまでして脱がしたいか?


一般的(?)なフィギュアだとここで終了なのですが、これで終わらないのがこのシリーズ。

ということで、
これ以降は性的描写を含むので18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。














てことで、キャストオフ。


メイド服もメガハウスの手にかかればこの通り。
体に一切の分割線が無いあたりが手馴れてる感じを受けます。
なお、脱がし方に関してはfoo-bar-bazさんのレビューが判り易いかと。





脱げてもポーズは変わらないで、鎌がないとキマらないのは相変わらず。
しかし、この状態で何ら破綻することがないのは凄いなぁ。


ウエストに関してはこの状態を基準に作られているから着衣状態で少し太く感じるのでしょう。
基準はこっちか・・・。


バストアップ。
先端の造形・塗装の気合の入りっぷりが凄いことに。
先端だけじゃなく形もかなり自然だしなぁ。




腹、腰周りの造形も凝ってます。
ところでローレグは流行ですか?


鎌だけ。


服のパーツはいくつかに分割されているので、組み換えて遊ぶことも。
これはエプロンだけ外した状態。
スカートの端の部分の厚みを気にしなければアリだと思うんですけどね。


スカートだけを外した状態。
一見するとフツーですが、後ろから見るとパンツ丸見え。


まとめ
脱がす必要性を理解できないのが困ったところ。
いや、脱がなくても十分な出来で、それで満足できてしまっているので余計にそう感じるのでしょう。
脱いでも凄いのは分かるんですけどね・・・。
服の分割線の目立たなさや、着衣状態でのまとまりの良さ、脱衣状態でのバランスの良さも分かります。
でも、脱がす必要があるのか、と。

やはりそういう需要って多いんでしょうかね?
あ、キャストオフとかエロとかを否定するつもりは無いんです。
ただ、そうしなくともちゃんと勝負できるのでは?と思えるクオリティだけにこのギミックは必要なのかなー、と。
でもこれが脱げないとなると、やはり売り上げ減るんだろうなぁ・・・。
個人的にはバストトップの塗りに力を入れるよりは、エプロンにシャドウやグラデが入ってくれた方が嬉しいです。
いや、両立してくれれば言うこと無いんですけどね。
ま、でもこれも一つのフィギュアの形だわな。
どうこう言っておきながら、自分だって脱衣どころかモロ出しなさなえとかを買ってるわけですし・・・。


繰り返しになりますが、個人的には脱がせなくても大いに満足できました。
素直に着衣・脱衣の両状態でのバランスの良さは凄いと思います。
今はそれで十分かな。

以上、クイーンズブレイドよりアイリでした。

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