術後翌日のこの日、午後は教授先生の回診があるそうです。
ふ~ん
わざわざアナウンスでベッドにいるように!
ってあるくらいだから、お偉い先生なんだぁ~
と思っていたら
すっんごい!人数の軍団が!!!
やって来ましたー
ちょ!ちょ!ちょっと~!
六人部屋の小さなスペース、ベッドしかない私のところに
総勢何名様
かしら~
F先生
もT先生も
心なしか緊張されてます
?
私なんて
目が点です
研修医君たちがきっとたくさんいるんだぁ。未来のお医者さんの卵
なんですね。
F先生
が教授先生に、私の症状と手術内容についてご説明。
教授先生は「??体部も頸部もあるんだよね?」
という内容を多分、英語かドイツ語だか?医学用語でF先生
に再確認
ドッキン
F先生
は、冷静に「はい。でもまだ彼女は若いですし、ほにゃららです
(具体的には忘れました
)から温存の方向で
」
と力強く説明してくれてます
F先生
!
頑張って!
poporo、全摘は嫌です
教授先生は「そう。両方とも上手く行くといいね!」って笑顔で言ってくれました。
カーテン閉めて、みなさんが隣のベッド辺りに移動したところで・・・
教授先生、F先生
に再度、確認
教:「ちょっと待って!体部・頸部両方だよね?どうしてこの手術にしたの?」
的な事を一部英語だかドイツ語だかで(一応、患者さんには分からないように?)質問しています。
F先生
は一生懸命「でも(手術結果を踏まえて*病理はまだ出てないけど*)
G1,1a期かと思われます。まだ若いですし、温存の方向で見てみたい。」
と訴えてくれてるんです~
*G1は癌の顔つき(性質が良いか悪いか)、1aは体・頸部の癌ステージかと思います。多分
もう
poporo、感動です~!
こんな先生いるだろうか?だって教授先生って偉いんでしょ?
なのに、F先生
うぅぅ
←嬉し泣き
F先生、頑張れ~!!!
本当に感動しました。私、F先生
で良かった。
本当に本当に嬉しいよぉ~
後ほど、F先生
がいらっしゃいました。
F先生:「元気そうだね!大丈夫だったら明日、予定通り退院ね。」
と言って手術の様子を私に伝えてくれました。
私:「先生、ありがとうございました。昨日、言い忘れちゃった
」
F先生
は、そんなそんな、全然。という様子で、
全く「エッヘン
」という素振りをしないんです
だから先生、素敵
なんです。
私:「でも先生、結果でやっぱりダメかもしれないんですよね
?」
って悲しそうに質問してしまったら
F先生:「今は良い結果だけを信じようよ!円切した箇所も、色もきれいなピンク色だったしね!
体部はあったけど、でもそれは分かってた物だしね。」
って、おっしゃってくださいました。
私:「はい
!」
満面の笑み~
poporo、信じて頑張るよ
きっと大丈夫だって信じて、いっぱい笑って元気にしているよ。
*もしかしたら、先生のお話の内容がちょっと違ってるかも知れませんけど
poporoは、こう受け止めました。もしくは、そういう意味だっと今でも思ってます。
先生、間違えてたらごめんなさい
見ることはないと思いますが・・・
ちなみに一つだけ訂正する箇所が!
先生は「彼女は若い!」とたくさんの研修医君達の前でおっしゃいましたが・・・
私、決して若くはありません。研修医君達のが遥かに若い・・・
この日、眉毛も描いてなかったし・・・