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リコー【話題のCM】向井理起用の舞台裏

2010-10-29 | 気になる表現者


リコー【話題のCM】
      向井理起用の舞台裏

CMはここから

 最近、環境やエコなどを取り入れた企業イメージCMが多い中、リコーも『愛するを、品質に』をキャッチフレーズに企業イメージのCMを展開している。「お客さまを愛し、お客さまを支える自分の仕事をすることで弊社のクオリティーを追求する姿勢を表現しています」とリコーの田中さん。

 NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で人気沸騰した向井理を起用したことが当たり、放送直後には視聴者から「あのCMは今度いつ放送するのか?」という質問が殺到。そのうれしい悲鳴に田中さんは「CM最後の向井さんの表情がすばらしいんです」。撮影中、監督が『あと笑顔30%増しで、それも上から目線にならないようにしてください』の注文に『あたりまえじゃないですか』と張り詰めたひと場面もあったが、結果イメージどおり仕上がり「それが視聴者の反響につながった」とニンマリ。

 実はこのCMの裏にはまだ隠された秘密がある。「弊社創業者の市村清が書いた『市村清講演集』(非売)という本があり、それを手本に、今回のCMを作りました」。その本を読んだ広告代理店のクリエーティブ・ディレクターが、向井にCMの大筋を話すと『僕もぜひ読みたい』といい出し、「本を読んだことでリコーのDNAをすべて理解してもらい、その上で撮影に臨んだこともいい表情や結果を出せた大きな要因」と田中さんは分析する。

 その直後、ニヤリとして続けた。「実は2年前から映画や他社のCMに向井さんが出演するのを観て狙いをつけていたんです。でも、当時は誰も彼のことを知らなくてプランが通らなかった」。それが『ゲゲゲの女房』で一躍スターとなり、初めて皆からの同意を得られて実現した。

 「CM出演の直後に来年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で徳川秀忠役に決まったり、映画にも出るなど人気がうなぎ上り。ギャラのランクもアップしたみたいです。ギャラが上がる前に、こちらは契約ができ、いい買い物もさせていただきました」とニヤリ顔にも合点がいった。
                                                      (ZAKZAK)


したたかなんですなあ、こう言ってはなんですが(汗)
でも、CMの出来は素晴らしいです。
企業理念を語る内容というものからさらに、
人を元気づけ、勇気づけるものへと発展している気がします。
夢編と縁の下の力持ち編、鼻のおくがきゅうんとなるんですよ。
誰も見ていなくても、誰が覚えていなくても、
自分が自分を覚えいている、自分が自分を振り返ることができる・・

𠮟りつけるのもねぎらうのも、
最後は自分が自分にできること、
それでいいじゃないかと、CMを見ていて思います。
向井さんが頑張る人を見守っているみたいで、
それは神様なのではなくて、
《ひとという存在》なのかもしれないなあと思います。
ひとという規範というか・・
にんげんとしてどう生きてきたか、生きていくのか、
神様みたいに絶対的な存在ではなくても、
弱弱しくも正しくあろうとする夢を大切に生きようとする、
《ひとという存在》から照らされて生きているんだと思いたい、
そんな気になる一連のCMです。
反響が大きいのは納得できますよ^^



>ギャラが上がる前に、こちらは契約ができ、
>いい買い物もさせていただきました」とニヤリ顔



(L)「最後にこのオチはいただけませんね」

オチじゃないから、L・・・(笑)



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