Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

「マジでガチなボランティア」於*笹原小学校

2011-07-12 | BIG ISSUE *マジガチ*ボランティア

7月9日、世田谷区の笹原小学校で行われた《マジガチ》上映会に
さく蔵さんが参加、里田監督とGRAPHIS2代目代表・栗山明子さんの
トークを詳細にレポしてくださいました。素晴らしい! 
映画もさることながら、《子育て論》に、
ちょっと過去に戻って子育てをやり直したくなりました(だめじゃん^^)。
さく蔵さん、お忙しいのに、どうもありがとうございます!!!
レポ、8千文字を超えてますよ~!!!



「マジでガチなボランティア」
    於*笹原小学校


樹さん、こんばんは。
上映会のご紹介ありがとうございました。
エンドロールに「Lに捧げるちいさな図書館」ばーん!
あんなにでっかく出るとは思っていませんでした!感動した~~~!!!

行ってきましたよ~
笹原小学校は、小田急線に乗って自宅から約40分、1時10分前に着いてしまい
ました。息子が小学生だったのはもう20年近くも前なので、相当場違いだった
んですけど…
がらーんとした体育館に60個ほどのパイプ椅子が並び、
最前列には体操マットが敷かれ小さい子たちが寝転がって遊んでいます。
周りに置かれた数台の扇風機の前から、係のお母さんが霧吹きで涼を送って
下さるなど、手作り感いっぱいの雰囲気。
壇上に下げられたスクリーンでは沖ノ鳥島についてのビデオが流されていて、
社会に深く関心のある父兄が多い学校なのかなという印象を持ちました。
そのうち背の高ーい男性が現われて何やらセッティングを始めたので、
機械に詳しい、児童のお父さんかなと思いました。

係のお母さんに、どうしてこの映画をこちらで上映することになったのですか、
とお尋ねしてみると、
年に3回開催することになっている「家庭教育学級」の催しの一環です。
今年は何をしようかと委員さんたちが話し合った際に、たまたまイベント関係
の仕事をしている父兄がいらして、その方が実際にこの映画を観て良かったし、
監督の里田さんとも話が出来るということで上映会を実行することになった、
と、経緯を教えて下さいました。
さっき、機材を持ってらっしゃった方も父兄ですか?と聞いたところ、
あの方が監督さんです、と言われてびっくり!
結局上映中はずっと、いちばん後ろでなるべく扇風機に近い所に陣取った私の
隣のパイプ椅子に、その里田監督が座っておられました。
冷房も無い体育館で、陽盛りの時間帯にカーテンを閉め切った状態で、
とにかく暑かったのですが、鳥肌が立つほど感動して、
額から流れる汗を拭くふりして涙をぬぐってました。

上映前にお母さんの代表の方からのお話がありました。
「カンボジアの暑さも体感しながら観ていただきたいと思います(笑)
区の方からお金を頂戴して小中幼保護者が学び合う場として子育てに活かして
いこうというのが家庭教育学級の趣旨です。
震災後「未来へつなぐ」をテーマに企画しました。
今日は監督、関係者にも来ていただいております。
ボランティアという言葉は耳にしているけれど、何をしたらいいのか、
ということのきっかけとなればと思います。」

上映後、里田監督と2代目代表の栗山明子さんからのお話がありました。
栗山さんはお母さんたちが用意した最前列の「特別席」に照れながら観て
らしたのですが、会場に現れた時から、普通の人とはちょっと何かが違う、
女優さんみたいなオーラのある方でした。

里田監督:
暑い中、長かったと思いますが最後まで観て下さってありがとうございます。
僕がこの映画を監督しました。
彼女がグラフィス2期生、石松くんの後を継いで代表を務めた栗山明子さん、
そして会計を務めて下さった小川さんです。
順番に、僕から10分ぐらいこの映画を何故作ったのかということと、
彼女(栗山さん)から10分ぐらい実際にボランティア活動をしてどうだったか
をお話ししてその後、質疑応答とさせていただきたいと思います。
まず、なんでこの映画を作ったのかといいますと、
テレビ番組や採用ビデオというのを作っていて、企業が学生を採用する時に、
うちはこんな会社ですと見せるのを主に作っているのですが、
就職相談みたいな感じで毎日学生を面接することがあって、話していると、
学生時代何もせず、何も言うことが無いという人がたくさんいました。
そんなことでは4年間勿体ないと思っていた時期に偶然石松くんと知り合いに
なって、彼は医大生でエリートですけど自らテーマを見つけて実際に活動して
お金を貯めて、既に小学校を建てていた。こいつはすごいと。
ほとんどの大学生が何をしていいか分からなくて4年間を過ごすのに、
自ら行動を起こし且つ結果も出して、更に病院も建てようなんて無謀なことも
言っていて本当に面白いなと思って軽い気持ちで、撮影させてよ、と言ったら
ちょこちょこ頼まれるようになって、イベントの時ボランティアで撮影して
いた。その時は映画にしよういうことではなく、活動を撮ったビデオを彼らに
あげることによって、採用ビデオのように彼らの活動を理解してくれる人が
増えて、寄付やメンバーが集まって、彼らの利益になるだろうと作り始めた。
映画にすることを考えずに始めたので後から苦労したわけですけれども。
今日は、保護者として大人として若い人にどう接するのかという視点で
お話しさせていただきたいと思っているのですが、僕自身はその頃もう30半ば
でしたが、学生の活動に興味を持ってカメラを持って見ていたのですが、
やっぱり学生なんで、どうかなー、と思うことも多かった。
カンボジアに行った時も大騒ぎしていて、しれっと見ている現地の人。
学生はお客さん気分なので荷物も運ばなくて、60歳ぐらいのNGOの方々が
学生の荷物を運んでいて、お前ら荷物を運べと文句を言うのも僕だけという
状況だった。
それでも、何かをやろうとしている人たちの足りないところを見て引いてて
いいのかと、足りない部分ががあったとしても頑張ってる若い人を応援して
あげたい、自分に出来ることがあればやりたいという気持ちも半分あった。
そういう人が実はたくさんいて、後々、NGOの人や現地で活動している人の
協力で病院が出来るわけです。
見守るみたいなことが求められるし、頑張っている若者があまり目に付かない
ので、見守ることも、何かしてあげることも身近に無い中で、そういう機会を
持てたことは有り難いと思っている。
なんで彼らがテーマを発見したり周りの大人から助けてもらえるのかというと、
普段の親子の関係が大きいと思う。石松君が140万円の借金を負った時に、
実家が医者でお金持ちということもあって肩代わりしてもらえるのですが、
単純に、140万円あるからいいよね、という話で済ませることも出来ますが、
子供の不始末に対して、勉強代だ、君なら良い授業料に出来るだろう、という
信頼関係がある。そういうところに感激して、映画化したいなと、
最初は単純な興味からどんどんのめり込んで行ったわけです。
彼らは学生という特殊な期間を利用して思い切りやったわけですが、
社会に出ると同じようには出来なくて葛藤して、映画ではぐずぐずした所で
終わっているのですが、人生はそういうもので、ある時期に出来たからと
いってずっと出来るわけではない。これからも石松君を見ていたいなと思って、
今も相談を受けたりして、付き合いを続けている。
世代の違いを金髪とかギャル男ということだけで決め付けないで。
自分も固定概念で固まっていたなと勉強させてもらった。
そんなことで一生懸命作りました。

栗山さん:
2代目代表を務めさせていただいた栗山明子と申します。
本日はこのような機会を与えていただいて本当に感謝しています。
まず私の生い立ち、こういう人間ですということと、
グラフィスに入ってどんなことをしたかをお話しして、
その中で、親との関係性にも触れさせていただきたいと思います。
私は23歳の社会人1年生で、小中高は日本女子大付属の女子高で、
大学は青山学院大学経済学部を卒業しております。
両親は共働きで、父は内科医なので医療に興味を持ったのかなと思います。
母は建築家でバリバリに働いているので0歳から保育園に預けられ、
家で一人でいることが多かったが、親がすごく気を使ってくれたというか
共働きでいやだったとか、さみしい思いをしたことが一度も無く、
やりたいことをなんでもさせていただけて共働きで良かったなと思っています。
働くって活き活きとしてていいな、一生懸命になりたいな、と子供の頃から
思っていました。
性格的には負けず嫌いだと思います。
テストの点数とか何かが出来ないと怒る親がいるが、こうしなさいと言われた
ことが無くて、取って来た点数に対して「この程度で満足なんだー」と挑発的
なことを言うので、「いや、私こんなんじゃない!」といやになって頑張る、
みたいな教育方針でした。
グラフィスに入った理由は、もともとイベントが好きで、中高の時は文化祭の
運営委員をやったり、みんなで面白いことをやろう、というのが好きでした。
自分だけが楽しむのは中高で終わりにして、大学は社会と関わりを持ちながら
やりたいな、それが誰かにありがとうと言われたらもっと最高だなと思って
入りました。そこまでボランティアをやりたいとか、ボランティアにすごく
興味があったわけではなく、サークルに入ったほうが友達が出来るよと聞いて
いて、イベントも好きだし、誰かの為にもなっていいんじゃない、という
軽い気持ちで入りました。
グラフィスに入って8か月で代表になりました。
その頃は石松さんが4年間一人で代表をしてて代わる人がいなかった時期、
何人か候補はいたらしいけどみんな断ってた時に任命されました(笑)

里田:苦労したんですよね、ご両親は知ってたんですか?
栗山:知らなかったと思います、けっこう放任で…
里田:徹夜ばっかりで青い顔して学校にも行かず家にも帰らず、
   親としては望ましくない状況が続いていたんじゃ…
栗山:ノーコメントです(笑)
里田:でも励ましの言葉があったとか?
栗山:そのイベントがポシャれば、団体もポシャるかも知れない、
   すごいプレッシャーで学校にも行かず、ずっと作業をしていた時に、
   ある時母からの手紙が置いてあって、
   「いつも頑張ってるの知ってるよ。身体には気を付けてね」
   ちょっとした応援の一言でしたが涙が出て、その手紙をみんなで作業
   している作業場に飾って、今日も頑張ろう!と過ごせました。
里田:あなたの周りは、そういう親子の素直な関係が外に出ている人ばかり
   なんですか?僕が採用面接をしていると、親と仕事や就職について
   ちゃんと話していればそんな質問しないよね、という質問をする人が
   多いけど、グラフィスにはそういう人が少ないよね?遠くから見ていた
   り、子供のことを理解している親の子が多いように思うんだけど…
栗山:そうですね、多いと思います。
   私は親になんでも話すというタイプではないんですけど、ここはという
   所は話すと、怒ったりしなくて「ふーん、やりたいならやれば」と
   理解がある寛大な親でした。そこが一番良かったと思います。
   特にカンボジアに40人ぐらいで行くんですが、治安も悪いし感染症とか
   危険な国で…
里田:しかもあんなギャル男と女の子が一緒にねぇ(笑)
栗山:OK出ない人、絶対行かせないという人もいたけど、
   やりたいなら気を付けて行ってね、予防接種ちゃんとやんなよ、的な
   親が多かったように思います。
里田:ボランティアが偉いとかではなく、4年間を充実したいと積極的に
   過ごす人は親との会話やコミュニケーションがちゃんと成立していたり、
   なんのてらいも無く、親のことを尊敬しているとか好きとか言う人が
   多い印象があるんです。偏見かも知れないけど、ダラッと過ごしてしま
   った人はコミュニケーションも取れていない、親のことも好きか嫌いか、
   どちらかと言えば嫌いとか言う人が多いかなと僕は思います。
栗山:うーん、そうなのかも知れない。
里田:僕も小学2年生と2歳の子供とどう接するかと思うんですけど…

栗山:私がグラフィスでやったことは、見ていてこの組織ヤバイなと、
   10年間続く団体にしたいなと思って、班や1年間のスケジュールを
   作ったりして、石松さんというカリスマみたいな、なんでも一人で
   やれる人がいなくても、みんなで続けられる組織として固めて行きたい
   と思った。もうすぐ5代目になってしっかりした組織となっています。
   今でも参宮橋のオリンピックセンターで毎週一回ミーティングをして
   います。
里田:やりたい人が卒業して終わっちゃうと支援も止まっちゃうプレッシャー
   もあると思うんです。支援はずっと必要なんですから。
   そのへんはどう考えてますか?
栗山:やめてしまうのは逆に現地の人に迷惑をかけてしまうということです。
   学校の建物はあるけど運営されてない、井戸はあるけどメンテナンス
   してなくて使えないなんてことが無いように、自分たちが建てた学校や
   病院に、学生だけど責任を持ちたいと思った。
里田:10分経ったので質疑応答を…
栗山:私は何回も観ているので初めて観た方の感想をお聞かせ下さい。

母親からの質問:石松さんはどうしてますか?
里田:今、研修医2年目で非常に苦しんでいます。
   大学6年間好き放題やり過ぎたからです。トップに立って思うがままに
   突っ走ってきたのに、病院という上下関係のはっきりした中で指示
   されたことをずっとやっているのが苦痛で仕方がない。
   何回も心が折れて、医者に向いてないんじゃないかと悩んでいます。
   彼が医者に向いてないことは僕も分かっているので、ただ頑張れと。
   (栗山さんに)どうですか?社会人になって…
栗山:私、3カ月働いたんですが昨日退職いたしまして…。某アパレル企業の
   店長候補として入ったのですが、マニュアルが多過ぎて自分のやりたい
   ことが出来なくて物足りない、向いてないんじゃないかと…
里田:彼女は、急成長中の人も羨む超有名企業に入って、他にやりたい仕事も
   あったんですが、自分を鍛えたいと一番成長出来そうな一番厳しい会社
   に入ったんですよね。これからどうするんですか?
栗山:ゆくゆくはカンボジアで事業をしたいので、まずは自分で起業すると
   いうことを始めたいです。石松さんも絡んでまた楽しくやりたいなと…
里田:質問が膨らんじゃいましたけど、頑張って下さい。
栗山:はい。

母親:今日はとても貴重なお話が聞けて有り難いと思っています。
   ここには小・中の子供と保護者がおりますが、貴重な体験をされたから
   こそのメッセージを子供と親にも言葉でいただけると助かります。
里田:小学生の皆さんには、僕も小学生の子供がいますけど、最近キャンプに
   行ったら自分で全然遊べなかった。どう遊ぶか分からなかった。いつも
   行ってる公園では一人でも勝手に遊べるのに、初めての所では遊べなか
   った。発見したり見つけ出す力が弱っているのかなと思った。
   皆さんも、ほっとかれても自分で遊べるようにしましょう(笑)
   自分でも、親が用意するべきなのか子供にどう伝えるのかよく分かって
   ないんですが、とにかく連れてって、何も無い所にポイっと放り出す
   ことを思い切りやりたいというのが感じたことです。
   中学生には高校受験という明確な目標以外にも目を向ける余裕があった
   らいいなと。保護者には、自分に言うことなんですが、見守る距離感が
   保てる存在でいたいな、ああしろこうしろではなく。
栗山:小学生のみんな、こんな長いよく分からない映画に、私が座っていられ
   ないくらいなのに、よく残ってるなー、素晴らしいと思っています(笑)
   伝えたいことはまず、自分の好きなことを見つけて一生懸命楽しく
   やって下さい。私はみんなで文化祭やイベントをやることが大好きで、
   その能力はあるほうだと思うので、それを使って人の為になれたら、と
   いうことでこういうことが出来たので、得意なことや好きなことを
   頑張ることが、自分に自信も付いていいかなと思います。
   好きなことを見つけて頑張って下さい。
   中学生には親御さんとたくさん話して下さい。
   保護者の方には、私は4回カンボジアに行ったのですが、生きるという
   のは大変だけど楽しいことだなと思いました。カンボジアって普通に
   出掛けることが大変なんです。舗装されてないから車に乗ってその場所
   に行くまでが本当に大変。病院に行くのに1日かかって、行っても
   医者がいなかったりして。医者と看護師がすることはまず教育。薬を
   何時に飲んで下さいと言っても時計が読めない、数が数えられないから、
   そこから教えなくてはならない。普通に生活することが大変なんですが
   でも、カンボジアの生活が大好きです。石の上で寝たり水道が無いので
   川で頭を洗ったりも楽しくて、生きてるなと感じました。
   水道があったり電気が点くほうが良いと思うんですが、必死に生きて、
   今日も乗り切れたなとカンボジアにいた時の方が思えました。
   そういう体験をお子さんにもさせたり、東北に今、行ってみるのも何か
   感じるものがあると思うのでそういう経験を何歳になってもしてほしい
   なと思います。

校長先生:暑い中ありがとうございます。映画自体は新鮮でしたが、登場して
     いる方にあまり感情移入は出来なかったです。
里田:(笑)
校長先生:そうなのかそうなのかと感じながら拝見しましたし、すごいなと
     率直な印象を持ちました。出来れば、病院や学校が運営されている
     のか、その後のことも聞きたいと思います。
世田谷区教育委員会教育指導員の先生:お疲れ様でございます。今日は午前中
     も他の小学校の家庭教育学級に出ておりまして、ボランティア研修
     会というのをやりました。震災ボランティアのお話で参考になりま
     した。こちらは学生が取り組むボランティアということで、学校で
     学べない体験を通して苦労や喜びを学び、学生たちが変わって行く
     様子がドキュメンタリーで良く分かりました。生きて行くことは
     楽しいことだよ、寄り添って生きて行こうよという話がありました。
     震災があって様々なボランティアが東北にも入っていますが、
     日本はまだまだ捨てたもんじゃない、若い力に支えられてるなと
     思いました。


以上です。
暑くてぐったりしていたのか、残念ながら子供たちからの質問はありません
でしたが、みんな何かを感じて帰ったことと思います。







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5 コメント

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Unknown (まろうさぎ)
2011-07-12 07:13:17
わあ、素晴らしいレポ、ありがとうございます。
さく蔵さん、暑い中大変だったでしょう。石松さん、栗山さんの現状を伺って、そうなのか~と思ったり、校長先生の感情移入はできなかった発言に笑ったりしました。
(大人から見るとたしなめたくなる部分もありますから。でもそれも含めて学生ボランティアですよね)

家に帰ってから親子で話し合ってくれるといいですね。


樹さん
昨日のコメント欄が途中で切れていたので、絶対に記事にして下さると期待してました!ありがとうございます。見ていた方の中でエンドロールのLに気付いた方はどのくらいいらしたかしら?と想像するとニマニマしちゃいます。
返信する
Unknown (樹(里田監督のツイート転記))
2011-07-13 08:02:47
カントクの里田です。
うお〜笹原小学校での上映会のレポートがもう上がっている!!!
すごい&うれしい〜。
オイラも早く書かねば!
Lに捧げる小さな図書館の皆さん、
いつもいつもありがとうございます!
返信する
Unknown (樹(石松さんのツイート転記))
2011-07-13 08:04:17
マジガチ公式スポンサーのL図書館は毎回、
レビューがすごい!
どうやってここまでまとめれるのか、謎!!笑・・・
かなりクオリティ高いっす

RT @libdevotetol: 先日の笹原小学校での上映を
L図書の常連様が詳細なレポにしてくださいました^^
返信する
ありがとうございます。 ()
2011-07-13 09:40:09
★さく蔵さん、

素晴らしく詳細で、とても意味深いトークのレポをありがとうございました。
《マジガチ》をご覧になられた親御さんやお子さんにとって、
トークも《マジガチ》の続編みたいで、興味深かったのではないかと思いますし、
それをこうやっておすそ分けというか、コピーしてくださったみたいで、
本当に感謝しています。

ボランティア映画って、
○○をやりとげました、よかったよかった!的なイメージがあるんですが、
《マジガチ》は
ハッピーエンドではなくて、ネバーエンディングなんだなあと思います。
その精神はGRAPHISとともに今日も続いているんですね。
監督と栗山さんのお話を伺って、栗山さんのご決断や
石松さんの何度も心折れた話など、
また、監督がそもそもなぜ映画を撮ろうと思われたのかということなど、
自分の人生に照らし合わせて、
いろいろ考えるべきことを教えていただいたなあという思いでいっぱいになりました。
(今日から明日へどう歩いてゆくのか、何を大切にするのか、というようなレベルですが)

親として子どもをどんなふうに見守るのか、
耳が痛い話ですねー。
でもきっと、これは親子だけでなく、いろんな人間関係にも当てはまることなんでしょう。
(と思いたがっている^^)
栗山さんの今後に幸と実りあれ、と思いますし、
《マジガチ》を通じて、こういう素敵な時間と思いの共有をもっと多くのひとが、
経験できるといいのになと思います。
本当に素敵なレポを、ありがとうございました。


★まろうさぎさん、
いつもありがとうございます。
さく蔵さんのコメント、こちらにUPさせていただいたので、
下げさせていただきました。
松山ケンイチさんの舞台挨拶でいつも素敵なレポを寄稿してくださるとはいえ、
いつもまろうさぎさんとさく蔵さんの記憶には感嘆します!
お忙しいのにいつもありがとうございます。



★里田監督と石松宏章さんのツイートは、
L図書のみんなに戴いたので、ぜひお読みいただきたく、転載させていただきました。
監督、石松さん、ご了承くださいね。

昨日、記事UP当日の閲覧はとても多くて、
L図書にご来館くださる読者さまの意識の高さをあらためて感じました。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

返信する
Unknown (さく蔵)
2011-07-14 22:01:35
樹さん、こんばんは。
大変お手数をおかけいたしました。
いつもいつも、ありがとうございます。

このたびはこんな素敵な映画を無料で鑑賞させていただいて、恐縮しています。
あの日、あの暑い体育館に居あわせた方々の中で多分、校長先生と一番年齢が近かったせいか(笑)
私も同じようなことを感じたのは否めません。
でも、この子たちはどんな親御さんのもとで、どんなふうに育ったんだろう、素晴らしいな、と
ずっと思いながら観ていたので、まさにその答えをトークショーでお聞きすることが出来てとても良かったです。
きちんと子育てに絡めた内容は、参加した父兄にも大変参考になったのではないでしょうか。
Lの図書館の皆さまにもぜひお伝えしたいと思いました。

里田監督の「僕から10分で○○を、次に栗山さんから10分で○○を」という導入部でのご説明や、
栗山さんの「まず○○と○○について話し、親との関係性にも触れさせていただきたい」という話し方は、
こちらも心構えが出来るので合理的で、プレゼンのお手本だと思いました。
お二人ともトークもぐずぐずした所が無く明快で聞きやすく、
実際に活動されてきた人の言葉ですから説得力があるのに重くなくて。
頑張る、という言葉が何回も出てきたのでうれしくなりました。
苦労なんて思わずに本当に明るく、一生懸命が楽しくて取り組んでこられたんでしょうね。
これからのこともずっと注目していきたいと思います。


>まろうさぎさん
いつもコメントありがとうございます!
この作品をこの目で観て、
樹さんやまろうさぎさんがずっと彼らの活動や映画を応援されてきたことを改めて尊敬しました。
鑑賞してから何日も経っているんですが、まだ感動が残っています。
んー、そういう簡単な感じとも違うのかな、心から離れないというか…

それと、里田監督からアンケートということで配られた用紙に、
日本で大災害が起きたのにカンボジアでボランティアをすることをどう思いますか、
という質問がありました。それがずっと引っかかっていて、考えています。
樹さんやまろうさぎさんなら何とお答えになるのでしょうね。

>家に帰ってから親子で話し合ってくれるといいですね。

ほんとにそうですね、そこが大事なんですけどね。
私も20年前に聞いていたらな…^^

確かに彼らは、生まれながらに容姿や環境や才能に恵まれた若者たちと思えるところもあり、
監督が仰っていたように、世の中のこと何も分かってない未熟な部分もたくさんあるのですが、
カンボジアの子供たちや病人の前では全く傲慢さや浮かれた感じが消えて、謙虚で穏やかな、優しい顔になるんですよね。
カンボジアが好きで、人々の役に立っていることがうれしくてたまらない素直な笑顔、それがなんとも魅力的でした。
一人でも多くの方に観ていただきたいですね。
エンドロールの「Lに捧げるちいさな図書館」まで、席を立たずに^^!
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