2016/02/11 都若丸劇団(於 南あわじロイヤルホテル)
若丸座長初日、超満員!
行って参りました、淡路島へ。
夫に「若ちゃん、今月は淡路島なんですけどー」と何気に言ったら、
またまたホテルを検索してくれまして、しめしめでございました^^
予約席は完売だったのですけど、淡路島の若友さんであるAさんによくしていただき、
息子と見ることができました。幸せー(夫は自由行動のはずが車で爆睡しちゃったという。私のせいじゃないよー)
Aさん、本当に何から何までお世話になりまして、ありがとうございました。
南あわじロイヤルホテル、めっちゃ綺麗で広くてゴージャスなホテルですね。
若丸劇団は京都の花園会館しかホテルっぽいところには観に行ったことがないのですが
えらい違いでした。南あわじロイヤルホテル、めっちゃ素敵だったーー
まわりには何もないけど、今回、淡路島がどれほど素晴らしいところか、身に沁みました。
仕事があれば移住したいレベル^^
うちの家は広島大好き家族なんですけど、淡路島ファンにもなりそうです。たまねぎ美味しいしーー^^(笑)
お芝居≪節分の一夜≫でしたよね。
外題予測の段階で、やってほしいなあと言っていたのですが、超ラッキーでした!
お芝居の冒頭で、番頭役の剛さん、「もし・・」と言うべきを「もち」とセリフを噛んじゃって、
そこからこの日は「もち祭り」(笑)
いろんなひとが「もち」に絡めた笑いの花を咲かせてましたよー。
このお芝居、大好きなのですけど、初めてこの作品を見た息子、めっちゃ喜んでいました。
剛さんが噛んだことからアドリブ展開に「若丸座長ってすごいなあ」とあらためて。そうだろそうだろ^^
まずは若ちゃんの舞踊。
女形でチャゲ&飛鳥の「一人咲き」
チャゲ&飛鳥 - ひとり咲き 16:9高音質化
若ちゃんが好きなチャゲアス、やっぱり良い曲ですね。
たびたびチャゲアスを踊ってくれるの、すごくうれしいです。
Aさんとも話していたんですけど、
若ちゃんがお芝居で人間賛歌を演じる、その精神そのものが選曲にもあらわれているなあって。
間違いをおかす弱い存在たる人間をうけとめる、弱くて愚かでだめだめで、それでも、
だからこそ受け止めてやりたいというこころ・・。
若ちゃん、すっごく綺麗でした。
鬘が華やかでかわいくて、大きな白い花飾りもつけてて、
いやしかし、私、こういう描写も下手なので、美しさが想像できないですよね、やめとこ(汗)
中舞踊では≪はぐれ雲どこへ≫
はぐれ雲どこへ/和田青児
都の中舞踊は本当に豪華で綺麗ですよねー。
いったん寝てから(すみません)、ミックスジュースの話に続けます。ではおやすみなさいー。
(追記)
ミックスジュースの話を少し。
若ちゃん「昨日まで、いろいろ祭りやったらしいね。星矢祭り、舞斗祭り、剛祭り、血祭り・・」(爆笑)
若ちゃん「(雅輝くんに)オレがいなくてどうやった?感想は?」
雅輝くん「寂しかったです。寂しくて夜眠れませんでした」
若ちゃん「おまえ、うまくなったな」(爆笑)
若ちゃんの話によると、若丸劇団は毎年、2月にロイヤルホテルに乗るそうなんですけど、
過去に一度、6月に乗ったことがあるとか。
でも淡路島では6月がたまねぎの出荷時期と重なるそうで、お客さんガラガラだったそう。
「見に来てね」と言うものの、「なんで6月に来るのん」と。(笑)
それ以来2月なのだそうです。
昔は若ちゃん、たまねぎも食べられなかったそうです。
最初、たまねぎ畑からくる風で?じんましんまで出たそうなんですが、
生で甘いたまねぎも食べられるようになったそうですよ。
野菜嫌いの若ちゃん、全国のいろんな野菜名産のご当地で公演打つべきですよねえ(笑)
若ちゃんがいなかった日々について、剛さんが
(客席は大きく分けて3ブロックになってて、客席から左と中央のブロックの間を花道に使っておられました)
「いやあ、こんなに入るんだなあって(笑)お客さんいなくてたいへんでした。右側なんてからっぽでしたもん」
若ちゃん「らいやが調子づいてるらしいね。子役はね、たまに出ると癒しになる。
しょっちゅう出ると飽きられてしまうからあかん。
でもうちのお姉ちゃんは2,3歳から歌、踊りと一人前に出てたからね。すごいですよ。
僕は中で何もせず、頭下げにだけ出てたみたいなもん。
(ここで、若ちゃんが初めて舞台で踊った振付を披露。よく覚えてらっしゃる!波を表現する動きでしたよ)
だれかが熱出したりすると代役で出て、それからちょいちょい出してくれるようになって。
僕は女形が昔、嫌いでね。苦手やった。
キャプテンと相舞踊みたいな形で出てたんです。
あるとき、ちゃんと相舞踊のフリがついてたんですけど、キャプテンが支度が間に合わない、
お前ひとりで出ろ、って無茶言われて、安心させといて地獄に落とされた」(大爆笑)
剛さん「それ、僕にもやったじゃないですか」
若ちゃん「度胸ついたやろ」(爆笑)
若ちゃん「昔は引っ込み思案やったやろ。今はねえ、2丁扇子ですごいやんか。
左右で違った動き。あんなん、オレでけへん」(笑)
そしてこの日は雅輝くんのお母さんがお見えになっておられました!
若くてかわいいお母さま。
家には帰ってないそうです(徳島だから目と鼻の先、残念ですよね)
けど、お休みの時、お兄さん(調理師)にごちそう、いろいろ作ってもらったそうです。
若ちゃん「何作ってもろたんよ」
雅輝くん「スパゲティでいろいろ入ってて」
若ちゃん「チンして?」(スルーせんのねえ、さすがねえ:大爆笑)
料理のことを説明しようとすると新進気鋭の役者さんもあわあわで可愛かったですよ、
普通の男の子モード全開(笑)
雅輝くん「僕、今年の夏に免許とります!」と宣言。
7月8月は湯迫ですもんね。
若ちゃん「え、免許取るのん? 取ったら車欲しいなるでー」
雅輝くん「僕、ほしい車言いますから、先生、よろしくお願いします。買ってください。
一番最初に助手席に乗ってもらうのは先生、と決めてますから」
若ちゃん「怖いやんか。で、ビニールがかかったシートに乗せて、彼女ができたら、
おっさんの匂いついてるからって、ビニールはがすんやろ」(爆笑爆笑)
雅輝くん「いや、そんなことしないですから、お願いします」
若ちゃん「車のカタログはいっぱい集めたからねえ。家にはカタログ用に棚が一つあるくらい。
カタログの若」(笑)
若ちゃん「そうそう、車ねえ、出てたよ。すぐそこにあった、5万のポンコツ出てた」(笑)
若丸祭りが21日(日)に決まったと若ちゃんからお知らせがありました。
予約してたひと、うらやましー。私は仕事で行けません、しくしく。
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若丸座長、たちの舞踊は「山河」でした。
凛々しくて、きりりと見据えた宙空、背筋がしゃんとする気持ちになります。
同じようによそでもこの曲で舞われますが、
やはり、若丸座長が舞うと、ことばがしんしんと胸のうちに降り積もりますね。
ひとつひとつの言葉に言霊を感じるように、舞踊でお客さんに差し出される座長ならでは、です。
ラスト舞踊は「ホテルパシフィック」。
にぎにぎしく、花道を使っての都ファミリーの≪まるでミュージカル≫な群舞。
圧倒されますね、ぜったい、ほかの劇団ではできません。真似してもメッキがはがれる!
曲が終わり、そのまま、終わりのお礼のあいさつへ。
あーーー、終わってしまう、さびしいーー・
幕が下りました。
前のほうの席で「アンコールアンコール」の声。せつないよお、終わってしまうのねーーと思ってたら、
幕がまた上がったのです!
「ありがとうございました。アンコールをいただきましたのでー・・」と、
一番にぎやかな「飲みすぎんなよ」へ!!!
座いすだから?みんな立ち上がらないーー。残念すぎるーー・と思いつつ、
座いすのまま、思い切りはじけましたよ。
息子は横できっと苦々しく思っていたに違いないです、
親がはしゃぐと恥ずかしいでしょうよね、そりゃ、すまぬ。
送り出しの時、
息子に3ショット、3ショット、と呪文のように唱えて、
若ちゃんと3ショット撮ってもらいました。
いやもうね、私たちの順番になったら、
若ちゃん、息子しか見てないし(笑)
若い男の子が来てくれるとやっぱりうれしく思ってくださるようで。
あからさまにうれしそう(笑)
息子は緊張して「ありがとうございました」くらいしか言えないようだったけど、
後で聞いたら、「お母さんが話せなかったらかわいそうやと思ったから」と。ええお子やね(笑)
若ちゃんが「ありがとうございます。また来てくださいよお」とテンションあがる。
私も必死と「○日、福岡と神戸と大阪から来ます!」(友よ、アピールしたよ)
若ちゃん「それはにぎやかに! おおきに。ありがとうございます。待ってますよー!」と。
家に帰ってから写真を見たら、見事に真ん中の若ちゃんだけ、お顔がしゅっとしてて美しい。
息子とふたりで顔を見合わせて「ダイエット、せなあかんな」(笑)
いや、笑ってる場合じゃないんですけども。
大きくなった息子と私の写真なんて撮らないじゃないですか。
だから、大好きな若丸座長をまんなかに写真を撮らせていただいて、すごく幸せです。
ダイエットの再決意と家族の幸せのために2ショット、3ショットの写真はお宝だーーと再認識しました(笑)
ちょっと仮眠してオノコロ神社?とか周辺に自由行動する予定の夫は爆睡してしまったとかで、
えらい後悔してました(笑)
でも、風光明媚な淡路島に、若ちゃんいなくても遊びに来ようねと約束したのでした。
車のなかでは息子と私が、「節分の一夜」のトリッキーで、しかも説教臭くないけど、
ありがたーい感謝のお話しもあったりで、その内容で盛り上がりました。
山田しんべい先生を泥棒にしないで、うまく10両をくるくる動かす工夫など、
二人で感嘆しまくり。
息子は初めて見るお芝居なので、途中で何両出てきたんやろ、と混乱したと、わかりますよね(笑)
若丸劇団のお芝居のなかでも大好きな作品を息子と一緒に見れて、感想をおしゃべりできる、って
幸せだなあと思いました。
さすがの若者なので、演歌苦手で、眠くなるそうなんですけど、
舞斗くんの踊った「東京の空」はじいんと来たそうです。
そうそう、舞斗くんの選曲素晴らしいもんなあ。ここらで同世代(息子のほうが下ですけど^^)感覚でも
大衆演劇を楽しめると学習していただきたい、切に(笑)
2週間ぶりぐらいに若丸詣でが叶いましたけど、
それは同時に楽しい親子、家族の旅の時間でもありました。
若ちゃんに感謝。
そして、若ちゃんはやっぱり日本一の役者ですーーー!!!再認識!!!
長々お読みくださってありがとうございました。
記憶違いとか不適切なこととかございましたら、
伏してお詫び申し上げます。