廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) Vol.5


この森で佇んでいるときから































気になっていることがありました































遠くに見える車は何を意味するのか






















そこに着いて初めてわかりました




















連続テレビ小説「つばさ」のロケ地として再開発されてしまっている








この橋は、ドラマが始まるまではあるがままの姿だったそうです。サイト☆ 六三郎のカメラ散歩 ☆ 様のこの写真は、わずか半年前、昨年の11月に撮影されたもの。それが、こんな姿に変わり果ててしまいました。





観光地として、人が集まることを予測しての整備だと思われますが、廃線愛好家としては、あるがままの姿を見たかった・・・。




撮影に使われたと言われているトロッコが放置されていました。とは言っても、しっかり鎖で固定されているので、転がそうとしてもびくともしませんでしたが・・・



銘板を見ると、ヨシイケ科研機器という保線用車両などを製造しているメーカーの製品です。積載量1tと言うことは、バンドメンバー全員が乗るかどうかギリギリですね(笑)



腰掛けにはぴったりだったので、ちょっとだけ休憩しました。

















しばらく進むと、やがて立ち入り禁止の看板が現れます。しかも、ここの柵は他のところと違って少しだけ本気(笑)。当然、観光客とおぼしきカップル達は、ここで横道に逸れてゆきますが、我々はこの先危険という看板は見えなかったことにして(笑)、ぬこよろしくコソーリと入ってゆきますた。



大木が線路を押しのけて隆々と育っています。でも、観光地化されたところよりも良い雰囲気・・・



の絡まった架線柱が、心なしか寂しさを感じさせます。



そして、路盤を完全に遮断するように現れる八瀬大橋。完全に路盤にかぶっているので、いくら何でも西武鉄道には断って建設したはずですよね(笑)。そして、この写真の右、橋梁の下には沢山の人が住んでいますた。もしかして、この先危険って、このことだったのか(笑)




次回は最終回、安比奈駅(終点)の様子をお伝えします。


Editor CABEZÓN


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コメント
 
 
 
ご紹介ありがとうございます (六三郎)
2009-05-17 00:41:06
歩いた時はまさかあの場所でロケが行われたとは知りませんでしたが、凄いことになっているようですね。
私たちが歩いたのは11月23日でしたが、NHKのドラマが撮影されたのはその3日前の様でした。(掲載写真のExif情報が正しければ)
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/910/14172.html
もう元に戻されることはないのでしょうかね。
 
 
 
> 六三郎さま (CABEZON)
2009-05-17 10:35:23
こちらこそ、すばらしい写真のおかげで状況説明にも事欠きませんでした。改めてお礼申し上げます。

> もう元に戻されることはないのでしょうかね。
多分、訪れる人の安全確保が目的でしょうから、西武鉄道から特に要請がない限りそのままでしょうね。

せめて、あの森だけはあのまま残しておきたい・・・
 
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