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サラリーマンが「競馬で稼ぐ」一番頭のいい方法

2009-04-29 22:51:45 | 本と雑誌
競馬は趣味である。それを忘れてはいけない。

ただし、最近、自分の競馬観がずいぶん変わってきたように感じる。
一攫千金を目指して、高配当を狙う買い方に走りがちであり、ストレスがたまってきているのである。

確かに、3連単は当たれば大きい。そして、それこそ当たった瞬間は身震いするような興奮を覚え、大金を手にする事が出来る。しかし、その確率はかなり低い。
要するに、1回の快感のために99回の苦難を味わっていると言う事である。

少なくとも、趣味でストレスをためてはいけないのである。
競馬の楽しみは分かっているつもりである。しかし、馬券の楽しみはどこにあるか、見失っていた気がする。

答えは簡単である。「馬券を当てる」事に尽きる。安くても、とにかく当てる事だ。

そのためには、時間を浪費して1万円を100万円にする馬券を考えるより、1万円を1万5千円にする事を考える方が、ストレスも時間も伴わない。更に長期的展望に立てば、収支さえもプラスになるのだ。

「まず1着を当てること。ギャンブルは勝負に勝たないと長続きしない。」

筆者は、「年収1.5倍増」を唱えたうえで、このように語る。
極めて真理である。

「3連単を100円ずつ買って、100万馬券を一発で取れますか」

もっともな話である。
1着は当たりやすい。しかし、2着以下の順番なんてわからないのである。

筆者は単複勝負を勧める。手広く買うよりも、単勝(1着馬指名)1本勝負が筋なのだ。

なるほどね、と思い、先々週から、筆者の推奨する単複勝負を行っている。
すると、これがプラスになっているのである。
もちろん、3連単馬券のような大当たりはないが、微量ながら増えるのだ。

しかも、1頭だけ馬を買う、と言う行為は、レースを見る上で非常に興奮する事にも気付いた。
1頭だけ、ずっと見ていればよいのだから。まさに最後の直線は、手に汗握る思いがする。
馬券の収支だけを考えていたが、これはこの買い方の思わぬ副産物であった。

後半に書かれているコース別ガイドや血統論などは、特筆するところはないが、馬券を買う上での精神論として、適書である。

もちろん、筆者の理論に反対する人も、大勢いると思う。
しかし、それも含めて、本書をお勧めしたい。
特に、馬券歴が長く、いろいろな馬券の買い方を試して一周してしまっているような人は、もう一度足元を見つめ直すために読む事をお勧めしたい。

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読書は1冊のノートにまとめなさい

2009-04-27 22:47:05 | 本と雑誌

読書は嫌いではない。しかし、読後にモノが残った事はほとんどない。
つまり、漫然としか読書ができていないのである。

そのため、これまでに、何度か読書ノートをつけて、読んだ本を記憶に残そうとした。
しかし、成功に終わった試しはない。気づけば、書かなくなっているのである。

もちろん、歯牙にかけるまでもない本もたくさんある。しかし、1%でも何かが残ればそれは価値があるというものと考える。
その1%をどうやって、自分に残すか、である。

本書はA6ノートを活用した読書ノートの作成術である。
インストールリーディングと称して、その1%を頭の中にインストールする事を繰り返し述べている。

読書ノートは単なる記録ではない。インストールの一助である。

当たり前の事かも知れないが、ことごとく読書ノートの継続に失敗した理由はここかもしれない。記録ではなく、活用こそが全てなのだ。つまり、アウトプット前提のインプットでなければならない。

正直、本の内容自体は目からうろこが落ちるほどでもなかったが、インストールと言う意識を再認識させてくれるには、有用な本だった。

具体的には、「抜き書き」→「感想」でノートを作っていく。ただ、それだけの事だ。
しかし、「抜き書き」が非常に有用に感じる。一番、手っ取り早い記憶法は「書く事」だからである。そして、そのためには「重要個所の抽出」と言う目的作業を生む事になる。

読書ノートを存分に活用して、自分に活かしたいものである。

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