リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仕事漬けの春がやっと終わった

2017年05月08日 | 日々の風の吹くまま
5月7日(日曜日)。晴れ。きのうも晴れ。おとといは・・・雨だったかな。よく覚えてなぁい。と
にかく仮想ねじり鉢巻3本で腕まくりをさらにまくり上げての仕事。ほんっとに久しぶりに昔
の仕事の鬼になってた感じで、現実空間の記憶もぼやけてしまうはずだな。思い起こせば、
旗揚げしてから世紀が変わるまでの10年間は365日がそんな感じだった。あの頃は仕事
120%、家事100%のブラックな暮らしで、よく過労死しなかったもんだと思うけど、もしか
したら半分死んで生まれて、生きる方の半分を与えられたワタシには尋常じゃない生命力
があるのかも・・・。

でも、もうほ~んっとにくたびれたぁ。最後のページに到達して、最後の最後の見直しをして
誤字、誤変換を訂正して、圧縮したファイルを校正担当者に送って、イェ~イ!と叫んだとき
はそのままぐだぁ~っと崩れてしまいそうな気分だった。やっぱりなあ。ワーカホリックと言
われていた頃はまだ人生真っ盛りの40代で、向けどころがなくなった(女の)エネルギーを
たまたま押し込まれたキャリアに注ぎ込めたんだけど、60代最後の年になった今では持っ
て生まれたエネルギーの注ぎ込みどころが変わったのは確か。だけど、長い間ワタシを引
き立ててくれたお客さんの仕事はおいそれとは断れないのも確かで・・・。

ワタシががんばった分だけたくさんの人たちに報いてもらえたのは、幸運の女神が後ろに
いて、何かと魔法の粉を振りまいていてくれたってことかな。宝くじはさっぱり当たらないけ
ど、まあ、欲の皮は緩めておく方が他で何かと良いことがあるみたい。あんまりにも天気が
良かったきのうはカレシと百均風の雑貨屋の店頭にいつも並んでいる花や野菜の苗をひや
かしながら息抜きの散歩。どこから仕入れて来るのか園芸センターのよりもずっと元気が良
くて、値段が格段に安い。6番ストリートをちょっと下がったところでひと目ぼれした店先のミ
ニチュアひまわりの鉢をカレシが「ご褒美だよ」と買ってくれた。
   

オフィスの窓の外に置いたら、小さいけど笑顔満開で「がんばれぇ~」と応援してくれている
ようで、今日はすっかり元気づいてホームストレッチを一気に疾走。1万6000語の大仕事。
おかげで10本の指の関節炎がしくしくと痛むし、元々からあまり長くない指が見るからに寸
詰まりになったような感じ。この分だと「遊びモード」に切り替えるのに時間がかかりそう・・・。