リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

家の売り買いはほんとに大変

2017年05月01日 | 日々の風の吹くまま
4月30日(日曜日)。晴れ。雨や曇りばかりで朝日を見ることがないでいたら、いつの間に
か日の出が午前6時前になっていて、今日は午前5時51分。日の入りも午後8時27分で、
冬至に比べたら昼間が6時間も長くなったわけで、それだけでも何となく気分が軽くなる感じ
がする。

上の部屋は今日も午後にオープンハウス。家やマンションを売りに出してから最初の週末
にやる、いわゆる一般公開。だいたい午後に2時間ほどで、その間売り主は家を空けること
になっている。何しろ「ここに住みたいっ」という第一印象が勝負どころだから、ステージング
のプロに頼んでインテリア雑誌の写真のようにセットすることも多い。いろんな不動産サイト
には成功の秘訣がたくさん載っていて、基本的には、隅々まで掃除して、キッチンや浴室の
カウンターのごちゃごちゃを片付けて、家具も配置を換えたりして、ひたすらすっきり、広々
という印象を演出するのがコツらしい。戸建の場合は直前にパンやクッキーを焼いてほん
わかした家庭的雰囲気を作りなさいというのがあったけど、高層マンションの場合はおしゃ
れな都会の生活を演出することが多い。旧居は新築を条件に売り出したので、オープンハ
ウスは外回りを見るだけ。駆け引きはめんどうなもので、翌日真っ先に来た言い値をわず
かに下回るオファーに同意してあっさり「売約済」・・・。

改めて「新発売」した上の部屋、今度はどんな手ごたえがあったのかはわからないけど、天
気がいいから連なる山並みと川と橋の眺望はばっちりだし、この先立地的に高層マンション
に囲まれて見えなくなる懸念もないので、反応は悪くなかったかもしれないな。行き着くとこ
ろはやっぱり値段かなあ。言い値のままでオファーを出しても、売り手市場のときは欲張り
な売り主が蹴ることが多いし、もっと出せと要求して買い手が諦めることも多い。私たちのと
きも、これでどうだ、ダメ、じゃあこれではどうか、そこをもう少し何とか、よ~しこれでどうだ、
もうちょっと・・・と最終的には最初のオファーに500万円積み増してOKになったけど、売り
出し当初の言い値より1千万円も低かったのは、売り主が欲を出しすぎたか、不動産屋が
市場を読み間違ったか。

ま、早く売れてくれることを願いつつ、今日のワタシは仮想ねじり鉢巻3本。へんてこ文章満
載の50ページ以上もある怪物をやっつけるのに残り時間は8日。ふと窓の外をの空を見上
げたら・・・