WORKS LIFE

KZWORKS わーくす主の日常を徒然なるままに・・・
マグロ、GT、ヒラマサを獲る為に特化したハンドメイドルアー日記

プラグ用シングルフックの考察 その③

2023年12月05日 | KZ WORKSルアー 適合フック

2019年に投稿したシングルフックの考察その①とその②はおかげさまで

 

多くの方に閲覧して頂き、今でも閲覧TOP3の記事にランクインされております。

 

有難いことであります。

 

かなり間が空いてしまいましたが、

 

その後シングルフックの装着のメリットデメリットを

 

自分なりに検証をし、釣行毎に使用していろいろ試行錯誤していました。

 

今回はそんなプラグ用シングルの進化版という感じのお話・・・

 

ここ2年ばかりは過去記事にもちょこっと書いた新しいシステムの

 

「KZバランサー シングル」を使って釣行を重ね、

 

シングルフックの装着によるルアー別の使用感を確かめていました。

 

その中で感じた弱点を軽減するにはどうすればいいかを

 

模索して形になってきたので作り方を公開して、

 

皆様にも試していただき使用に関してのフォローバックを頂ければうれしいです。

 

やはり私だけではなかなか満足いくサンプル数を

 

収集できないので皆様の意見を参考に

 

シングルフック装着時のデメリットを克服したシステムを

 

構築出来たらと思います。

 

KZバランサーシングルのコンセプトは過去の記事、こちらを参照してください。

 

最初に断っておかなければならないことありますが、

 

これはウッドのルアーに限定したシステムとなります。

 

プラスティックルアーには少々難ありと思われますので

 

悪しからず・・・。

 

理由は次回の記事でご説明したいと思います。

 

まず用意する部材から・・・。

 

今回はオーナーのST-66 3/0 6.7g前後の

 

フックを作る際の部材を例に

 

話を進めます。

 

装着するルアーの大きさでいうと190~200mmあたりが

 

ベストマッチな大きさになります。

 

①縦アイのシングルフック

 

画像はBKKのディーンディアブロですが縦アイのシングルならメーカーはさほどこだわりません。

 

DECOYのJS-5 キャスティングシングルなどでも構いません。

 

手に入りやすいフックを用意していただければと思います。

 

横アイのものは使えませんので縦アイをご用意ください。

 

目標とする重さのフックより2g以上軽いフックを用意してください。

 

このフックは自重が4.8gでした。

針の自重は個々に図ることをお勧めします。

 

アイのロウ付けの状態によって自重がマチマチなことがあります。

 

あとは装着するルアーとのサイズ感を見てフックの大きさ・重さを選定してください。

 

②ダイニーマノットⅡ120号 5m

 

現状の製品名は「ダイポリノットⅡ」に変わってるかもしれません・・・

 

100号でも構わないと思うのですが

 

10m設定しかなく、値段も高いので

 

120号 5mのほうが使い勝手がいいかもです。

③Φ3.0の鉛線 1kgのコイル

 

私はこのサイトで通販で買っています。

 

一回買えば死ぬまで使えそうな量です(笑)。

 

それでは作り方をご説明します。

 

まずダイニーマノットⅡを10㎝の長さに切ります。

中の芯を抜きます。

 

芯は使いませんので捨ててください。

このダイニーマノットⅡの重さを量ると

0.4gです。

 

次に鉛線をカットします。

 

鉛線で補う重さは

 

フックの完成自重を6.8g前後にしたいので

 

6.8gー4.8g(フック単体の自重)ー0.4g(ダイニーマノットⅡの重さ)=1.6gになるので

 

0.8g×2本の鉛線を作ります。

 

Φ3.0mmの鉛線を8mmの長さにカット。

すべての部材を量ると

大体コレくらいになります。

 

0.1~0.3g位の誤差は気にしなくて大丈夫です。

 

次にダイニーマノットをフックのアイに通して2つに折ります。

ダイニーマがシャンクの側面に沿うようにします。

 

この状態でセキ糸で止めます。

セキ糸を止める際の最近のお気に入りは

このカルティバのフィニッシャーです。

 

大変便利です。

 

次にダイニーマの中に鉛線を差し込みます。

 

千枚通しで入り口を広げると作業しやすいです。

入り口から1~2mmのところで止めます。

 

瞬間接着剤で鉛とダイニーマを固定します。

セキ糸で止めた部分も

 

瞬間接着剤を染み込ませて固定します。

 

この瞬間接着剤で固定することでも自重が少し重たくなるので

 

あまり厚く塗ると意図した重さよりも重たくなる場合があるので

 

気を付けてください。

それとほかのサイズにアレンジする場合は

 

ダイニーマの長さは

 

折り返した端が

 

フックの懐くらいの長さに調整していただければ

 

いいと思います。

 

少し話が長くなったので

 

このシステムの要の部分は次回に・・・。

 

その④に続く・・・。

 



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