東京歌舞伎座で「八月納涼歌舞伎三部」を観ました。
「勢獅子」では、三津五郎が元気な姿で舞台復帰をしており、それを全員で盛りたてている姿を観て、つくづくよかったなあと思いました。
「怪談乳房榎」は訪米歌舞伎凱旋記念の公演で7月にニューヨークで好評であったようです。ニューヨークの人達が拍手喝采しただけあって、勘九郎の頑張りは目を見張るものでした。早変わりは、過去に先代猿之助の舞台を観て驚いたのですが、それを上回る程のスピード感でした。本水も迫力満点でした。何よりも驚いたのは、お盆で勘三郎があの世から戻ってきたかと思う程のそっくりな重信・正助・三次・円朝でした。