つくば市の風車、風があれば回ります。風車に罪はありません。 2006-03-18 09:14:17 | つくば市風車問題 新聞報道では風車自体に欠陥があるかのように報道されていますが、風があればキチンと回るようですね。→スライド 1(リンク先のスライド中、「動画」をクリックしてください。) やっぱり回っている風車はいいですね。 早稲田大学を擁護する気はまったくありませんが、風車に罪はありません。 « 会計検査(つくば市風車問題) | トップ | つくば市風車問題。つくば市... »
11 コメント(10/1 コメント投稿終了予定) コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (笹研) 2006-03-19 19:22:35 風が吹けば回るのでしょうが、問題は他にも実績のある風車はあるだろうに、どうしてこのダリウス-サボニウス風車でなければいけなかったかにあると思います。早稲田大学は、自分たちの研究の実績作りと関連会社の利益のために、つくばの公共事業を利用したかのように見えるのです。だからこの風車でなければならなかった。多額のコンサル料をもらって機種選定をしたのなら、この風車が他の風車に較べて優れていることを示さねばなりませんが、はたして出来るのでしょうか。 返信する Unknown (kynthm) 2006-03-19 21:43:50 私が言いたいのはこの風車い罪は無いということです。風車の実績ですが私の知る限り10kw風車で実績のある風車は相当数が少ないと思います。何の面識も無い所に早稲田大学が営業に来てこの仕事を獲得したとは到底思えないので、つくば市の中に早稲田大学もしくは橋詰教授と面識がある人物がいたと考えるのが自然でしょうね。新聞報道によれば、最終的な風車の機種選定には早稲田大学は関与できなかったことになっています。その変わりと言ってはなんですが、機種選定委員会にはこの風車と縁の深い日本工業大学の関係者が加わっているようですね。普通だと機種選定委員会には複数の風車を様々な点から評価した資料がコンサルから提出され、その内容を議論して最終的に機種を選定することになります。しかし、この委員会がほとんど実態の無いものだったようですからお話になりません。この点はつくば市に落ち度があるように思うのですが。 返信する 風車の罪を論ずるのは無意味 (一つくば市民) 2006-03-19 22:32:12 つくば市の件が「風車はダメ」という論調になるのを危惧しているのはわかるのですが、風車に罪がないと論ずるのは無意味だと思います。経緯がどういうものであるにせよ、どういう場合に風車が良くて、どういう場合に別の物が良いのか、それを明確に示す事こそが危惧される事態を避ける方法だと思います。それは、今回の件とは独立に議論でき、かつ、同様のケースで「この提案は適切なの?」と判断するための「アクセスしやすい」材料を提供できる道だと思います。 返信する 情報公開 (kynthm) 2006-03-19 23:33:53 風車に罪が無いというのは事実であって、それを論ずるつもりはありません。売電事業が目的であれば風車を建てるかどうかの基準は簡単です。投資金額に対し採算がとれるだけの風が吹いているかどうかを検討すればよいだけです。しかし、小型風車の場合は基本的に売電事業が目的ではないはずですから判断が難しくなります。今回のような教育目的の場合、教育に必要な地域通貨を確保できるだけの売電量を確保できれば良しとするのか、それプラス風車を製造するために要したエネルギーは最低でも回収できなければいけないのか等、つくば市の考え方次第ではないでしょうか。風車に限らず新エネルギーを導入する場合、金銭的に元をとるのは困難な場合が多いので、副次的な効果を最大限に発揮できるような仕組みづくりが大切だと言われますが、副次的な効果を過大に評価することは、無駄な公共事業の隠れ蓑になってしまう恐れがあると思います。一つくば市民さんが仰るように、アクセスしやすい材料を提供できる道は非常に重要な点だと思います。実績の豊富な大型風車でも、運転実績の公開さえあまり進んでいないのが現状です。税金を投入した事業については徹底した情報公開が必要だと思います。それが今後の自治体の取り組みのアクセスしやすい材料になると思うのですが。 返信する Unknown (つくばの学校の近所の人) 2006-04-08 05:35:27 初めまして。つくば市でも、時々自転車に乗れない位の強風の日があります。そのような日にはこのスライドの動画と同じくらいのペースで風車が回っています。でも、そんな日はめったに無いですね。 返信する 街中は難しいですね (kynthm) 2006-04-08 17:24:08 つくばの学校の近所の人さん、初めまして。風車が十分発電する風速と言うのは、自転車で前に進めないくらいの強風なのです。本来、風力発電というのはそういう風がしょっちゅう吹くところでやるものなのです。やはり古来、人は風が当たりにくいところに住んでいるものなので、街中で風力発電ができるような場所は限られているのです。 返信する エネルギー的にマイナスでは? (carfree) 2006-05-09 18:18:45 「風車の罪」を論じることは目新しくて興味深いようでもありますが、やっぱり論じるような話ではないと思います。それはさておき、、、これは、金銭的には、風車製造分はもちろんのこと、地域通貨分も、運用分も賄えないようなレベルになっていることが問題として指摘されている事案なのではないですか?教育効果は、風車を推進したい人にはプラスあるいはプライスレスの効果があるのでしょうけれども。 返信する もちろんマイナスです (kynthm) 2006-05-09 20:03:33 風車に罪がないという表現は、風車が回らないような所に風車を設置したこと(人)が問題だということを言いたいのであって、風車の罪うんぬんを論じるためではありません。論じる以前の問題で風車に罪がないのは明らかです。風車の教育効果や、啓発効果に着目して導入を推進する自治体もあるようですが、私はこれが回らない風車(無駄な公共事業)の免罪符になってはならないと考えます。最近ではLCAという考え方も盛んに言われているようですが、私の過去のブログを見ていただければ、私が何よりも風車の設備利用率(発電量)にこだわっていることがご理解いただけると思います。 返信する 俺は・・・ (うーたん) 2008-10-05 00:53:15 このニュースに衝撃を受けた。風車の研究はまだまだ進んでいないんでしょう?この風車ダリウス・サボニウスもなんかデザイン重視みたいな感じがしてあまり好きじゃなかったけど、強風で壊れたものもあったりとか。構造や効率もまだまだ研究不足だと思う。でもエネルギー問題が深刻な状況で、研究はもっと急いで進めていってほしい。それなのに、損害賠償請求みたいな事やられてしまうと、今後の研究に著しく影響を与えてしまうことを懸念してやみません。本田宗一郎は小さな工場で作ったバイクが町で乗っていた人が調子が悪くて立ち往生しているのを見かけると、謝って修理させてもらって。その問題点を次のバイク開発の研究に生かしたそうです。お金で解決するのではなく、他の方法をもっと考えるべきではないでしょうか?そして、研究をもっと進めてほしいです。 返信する 立派な小型風車もあります (kynthm) 2008-10-05 16:46:08 うーたんさん、コメントありがとうございます。小型風車をまじめに研究改良している人たちはたくさんいますし立派な小型風車もすでに存在しています。しかし、今回のようにいい加減な事件は真面目に取り組む人たちにこそダメージを与えます。ダリサボ風車も風の弱い場所ではそんなに悪いものではないと思います。しかし、風力発電でもっとも重要なのは風況です。風の無い所ではどんな風車でも役立たずです。損害賠償請求は使われたお金が税金だったことを考えると止むを得ないことだと思います。 返信する 本田宗一郎さんLOVE (カリブの海賊) 2008-10-06 21:37:39 ああ、本田宗一郎さんと、アイルトンセナのF-1に憧れて・・・そうそう本田と言えば、プロジェクトXの南極特集の時、日本の南極基地建設時に、宗一郎さんが、無償で小型風力発電機を提供したのがとても印象が残っていますところで、ダリウス・サボニウス風車そのものは新しい物ではありません。なのに何故失敗したのか?理由はとても簡単です(1)どんな高性能の風車でも風の無い場所では、全く発電しません(正確には若干は発電します)(2)強度計算等の技術は確立されていますので、風車が壊れるのは(極端風速以外で)、風車メーカーの手抜きか設計ミスです まあ、大型風車でもまだこの部分は100点満点ではないので、反省すべきところはあるかもしれませんが、今回のタイプの風車は、はっきりいってダメダメレベルですちなみに大型風車の場合、壊れている風車を見ると、タダでもいいから登らせてください(つまり、いじらせてください)という風車メンテナンス会社は存在しますよ!このメンテ会社は、宗一郎さんに近いかもしれませんね 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡 コメントを投稿 サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
早稲田大学は、自分たちの研究の実績作りと関連会社の利益のために、つくばの公共事業を利用したかのように見えるのです。
だからこの風車でなければならなかった。
多額のコンサル料をもらって機種選定をしたのなら、この風車が他の風車に較べて優れていることを示さねばなりませんが、はたして出来るのでしょうか。
風車の実績ですが私の知る限り10kw風車で実績のある風車は相当数が少ないと思います。
何の面識も無い所に早稲田大学が営業に来てこの仕事を獲得したとは到底思えないので、つくば市の中に早稲田大学もしくは橋詰教授と面識がある人物がいたと考えるのが自然でしょうね。
新聞報道によれば、最終的な風車の機種選定には早稲田大学は関与できなかったことになっています。
その変わりと言ってはなんですが、機種選定委員会にはこの風車と縁の深い日本工業大学の関係者が加わっているようですね。
普通だと機種選定委員会には複数の風車を様々な点から評価した資料がコンサルから提出され、その内容を議論して最終的に機種を選定することになります。
しかし、この委員会がほとんど実態の無いものだったようですからお話になりません。この点はつくば市に落ち度があるように思うのですが。
売電事業が目的であれば風車を建てるかどうかの基準は簡単です。投資金額に対し採算がとれるだけの風が吹いているかどうかを検討すればよいだけです。
しかし、小型風車の場合は基本的に売電事業が目的ではないはずですから判断が難しくなります。
今回のような教育目的の場合、教育に必要な地域通貨を確保できるだけの売電量を確保できれば良しとするのか、それプラス風車を製造するために要したエネルギーは最低でも回収できなければいけないのか等、つくば市の考え方次第ではないでしょうか。
風車に限らず新エネルギーを導入する場合、金銭的に元をとるのは困難な場合が多いので、副次的な効果を最大限に発揮できるような仕組みづくりが大切だと言われますが、副次的な効果を過大に評価することは、無駄な公共事業の隠れ蓑になってしまう恐れがあると思います。
一つくば市民さんが仰るように、アクセスしやすい材料を提供できる道は非常に重要な点だと思います。
実績の豊富な大型風車でも、運転実績の公開さえあまり進んでいないのが現状です。税金を投入した事業については徹底した情報公開が必要だと思います。それが今後の自治体の取り組みのアクセスしやすい材料になると思うのですが。
つくば市でも、時々自転車に乗れない位の
強風の日があります。そのような日には
このスライドの動画と同じくらいのペースで
風車が回っています。
でも、そんな日はめったに無いですね。
風車が十分発電する風速と言うのは、自転車で前に進めないくらいの強風なのです。本来、風力発電というのはそういう風がしょっちゅう吹くところでやるものなのです。
やはり古来、人は風が当たりにくいところに住んでいるものなので、街中で風力発電ができるような場所は限られているのです。
それはさておき、、、
これは、金銭的には、風車製造分はもちろんのこと、地域通貨分も、運用分も賄えないようなレベルになっていることが問題として指摘されている事案なのではないですか?
教育効果は、風車を推進したい人にはプラスあるいはプライスレスの効果があるのでしょうけれども。
風車の教育効果や、啓発効果に着目して導入を推進する自治体もあるようですが、私はこれが回らない風車(無駄な公共事業)の免罪符になってはならないと考えます。
最近ではLCAという考え方も盛んに言われているようですが、私の過去のブログを見ていただければ、私が何よりも風車の設備利用率(発電量)にこだわっていることがご理解いただけると思います。
風車の研究はまだまだ進んでいないんでしょう?
この風車ダリウス・サボニウスもなんかデザイン重視みたいな感じがしてあまり好きじゃなかったけど、強風で壊れたものもあったりとか。
構造や効率もまだまだ研究不足だと思う。
でもエネルギー問題が深刻な状況で、研究はもっと急いで進めていってほしい。
それなのに、損害賠償請求みたいな事やられてしまうと、今後の研究に著しく影響を与えてしまうことを懸念してやみません。
本田宗一郎は小さな工場で作ったバイクが町で乗っていた人が調子が悪くて立ち往生しているのを見かけると、謝って修理させてもらって。
その問題点を次のバイク開発の研究に生かしたそうです。
お金で解決するのではなく、他の方法をもっと考えるべきではないでしょうか?
そして、研究をもっと進めてほしいです。
小型風車をまじめに研究改良している人たちはたくさんいますし立派な小型風車もすでに存在しています。しかし、今回のようにいい加減な事件は真面目に取り組む人たちにこそダメージを与えます。
ダリサボ風車も風の弱い場所ではそんなに悪いものではないと思います。しかし、風力発電でもっとも重要なのは風況です。風の無い所ではどんな風車でも役立たずです。
損害賠償請求は使われたお金が税金だったことを考えると止むを得ないことだと思います。