428 封鎖された渋谷で【Wii】その2

そんなわけで、酷評してしまった『西村京太郎』の代わり・・・
では無いが、同じ様なジャンルで夢中になっているのが

『428　封鎖された渋谷で』ですね。

ジャンルは『サウンドノベル』の実写版。
役者達の静止画ながらの演技の生えるゲームですね。

～～～～～

本作も過去作の『街』に負けず。
なかなか読ませてくれる作品になっています。

ファミ通の『40点満点』は伊達じゃないって所を感じさせてくれます。
しかも。

なんか『街』よりも難しいです。
というか、正解の分岐を探すのが難しいんですよ。思ったよりも。
そういう意味だと、アレですね。なかなか骨があるような
気がします。

あぁ。
どうしても『街』との比較になっちゃう・・・
仕方が無いんですけども。これはコレで勘弁してくださいね。

でも不満が無いわけじゃないんですよ。
主人公達がイケメンとカワイコちゃんていうなんとも
思い入れしづらい面子であったり・・・

なんか『街』よりも・・・物語のパンチが弱いっていうか・・・

前作が『詐欺』といった人をだまして何ぼな物語であったりとか
『軍人』の切ない心を描いたりとか『作家』のサイコな空間とか
うっとおしいぐらいにコミカルな『オカマちゃん』登場であったり
『オタク刑事』が愛らしかったりと、リミットが振り切れるレベルで
物語が描けていたのに対して・・・

本作はおとなしい。
非常におとなしい。今のところ。

多分、『街』と比較した楽しみ方をしちゃいけないんだろうケド・・・

物語への引き込まれ方にやはりパンチの弱さを感じてしまう。
この手のゲームってシナリオが絶対的なメインになるもんだから
必ずしも作品が傑作になるとは限らない。

というところなのか・・・

登場人物も『街』よりも少ない5人。

これも微妙に寂しい。

～～～～～

とは言え、プレイし始めると止まらない事は確かで。
それでも『ファミ通４０点満点』は伊達じゃないワクワク感は
楽しめている。

それから。

『タマ』が可愛い。

登場人物の一人にバイトの『タマ』がいる。
この『きぐるみ』が異常に可愛い。このシナリオは抜群じゃないか。
と思える愛らしさだ。（本日の画像参照）

まぁいいや。

やり始めると、非常に時間を食ってしまう事は間違いなく。
気付くと3時間4時間当たり前である。

もっと『あっ!!』と思わせる細かい演出が（どうしても『街』と比べちゃう・・・）
欲しい所だけども、もし『街』をプレイしていなかったら
これは名作だねぇ。

それからハードの性能もあがったのか、画像の圧縮率もいいのか
映像と画像が非常に綺麗。
画面の切り替え（JUMPやトップページへの切り替え）なども
全くのストレスなしで楽しめるのも嬉しい。

まだまだ話は途中過ぎるので、今後どうなっていくかが非常に楽しみな一品だ。

この手のタイトルが未プレイで、活字を読むことに抵抗が無い方。
および『Wii』をもっているにも関わらず『未プレイ』なかたには
ちょっとオススメですね。

自分も最後までプレイして、しっかりと感想を書ければいいなと
思っているわけですよ。

今日はこの辺で。


≪関連ページ≫
　●428 ～封鎖された渋谷で～（公式Webサイト）

≪当ブログ過去ログ≫
　●428　封鎖された渋谷で【Wii】
　●街 ～運命の交差点～【PS】 その２ その３
　●街～運命の交差点～特別編【PSP】