クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

夢をかなえるゾウ4 水野敬也著

2021-01-29 01:27:00 | 読書
残された時間の中で人は何が出来るのか?何をすべきなのか?
一見ふざけている様で、実は真剣に考えてくれている。しかし、何処かに必ずオチがある。
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カメ年が無い!

2021-01-10 23:01:16 | 日記
 十二支の中にカメ年が無い事に納得がいきません。あのレースの中身をもう一度読んでみて、その矛盾が分かりました。

 むかしむかし、神様が、世界中の動物を集めて、来年の1月1日にあいさつに来た順番の1番から12番目までの順番にその動物を1年間動物界の大将にする。間違いなくそう書かれています。正月にあいさつに来い。パワハラの臭いがプンプンします。
 次に、ねこはその場には居なかった。昼寝をしていたとの事。そこで、ねこがねずみに神様にあいさつに行くのはいつだった?と聞くと、ねずみは、1月2日だと嘘を教える。これは詐欺では?完全にグレーです。そのうえ、うしの背中に乗ってゴール寸前で降りて1番となった。これで完璧です。ねずみは失格です。
 ここから先は、サラッと書かれていますが、むかしむかし、居なかった動物が2種類。にわとりと龍。にわとりなんか人間が改良したものなのでその時代に居たのか疑問。また、龍。そもそも龍って動物?
 そして、この十二支の顔ぶれを見て他に疑問を感じませんか?空を飛べる鳥。それに、水の中に住んでいる生き物、例えば、クジラとかサメ、居ないですよね。コースが陸上だから?それなら、このコース自体がフェアーじゃないですね。少なくとも水陸両方のコースを作るべきだった。
 それでね、本題のカメですが、そもそも予備レースでウサギに勝ってますからね。
 これらを考慮して、新たにレースをやらないというのであれば、ねずみは不正をしたので、失格。すると、
 うし、とら、カメ、う、み、馬、ひつじ、さる、いぬ、い、いたち、クジラ
ですね。いのししの次にいたちが来ていますが、この物語では、いたちは、僅差の13位だったんです。僅差だった事を神様に抗議した結果、月の1日目をついたちと呼ぶこととするってなってました。
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老人と海  ヘミングウェイ

2021-01-07 20:29:00 | 読書
この本をなぜ今再び読もうと思ったのか?子供の頃に読んだイメージが今の僕の状況に似ていると感じたから。
大海原の中、老人はとてつも無く大きな魚、恐らくカジキマグロだと思うのですが、この魚の当たりを感じる。孤独の老人は、小さな船にたった一人。唯一この孤独の老人に親しく寄ってくる少年も居ない。この大きな魚と孤独の老人の戦いが始まる。無理に引き上げると綱が切れてしまう恐れを感じた老人は、持久戦に持ち込む。綱を引く訳でもなく、かと言って緩め過ぎる事もなく、ギリギリのせめぎ合いが何日も続けられる。老人と魚お互い不眠不休の中いつ日も対峙し続ける。老人の中でいつしかこの魚との間に友情が芽生え始める。何とか仕留めたが、この小舟には乗せる事が出来ず、曳航しながら寄港を目指す。しかし、この老人の友達の匂いを嗅ぎつけたサメ達が次々と魚に襲いかかる。徐々に食い散らかされていく友を尻目に、命からがら寄港した頃には、魚は頭と嘴としっぽになってしまっていた。
終わりのない時間、襲い来る見えない敵。100年前の老人の話しが、今、現実に眼下に迫って来ている様に感じる。
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