秀吉の活 木下昌輝 著

信長の元での異例の昇進。そして、天下人となった秀吉。しかし、晩年はそれまでとは別人となる。そこには何があったのか？何がそうさせたのか？この事については、色々語られてきました。僕自身も色んな説を読んできましたが、とても新鮮でとても引き込まれていきました。

ワンダー 君は太陽

　子供には子供の世界があり、そこでは、大人の理屈は通らない。純粋であるが故の怖さがそこにはある。姉弟にはまた、家族には世界があり、姉には姉にしか分からない葛藤がある。それは、弟の事を家族の事を思うが故の葛藤があり、我慢があった。この映画の凄いところは、これら全ての人の、勿論主人公自身の心の中を全て描いているところだと思います。
　主人公が、写真のヘルメットを脱いだ瞬間、そこには宇宙ではない世界が広がっていたんだと思います。