私と関係のある女性のなかで、
お母さん方である人を母族というなら、
母族は4種類に分けられる。
1.私立小学校のお母さん族
お家が、またはご主人の職業が
自営業の方の占める割合が高い。
日常生活も、家事をするというより、
外交(親戚もしくはお客さん)
の占める割合が高い女性」である。
「責任感が強い。そんな日常の中での
唯一の憂さ晴らしはママ友との
ランチかな。(勝手な想像)
2.野球チームのお母さん族
姑等と同居はしていない、子育ておよび
夫のすることをサポートする、「慈愛に
満ちた女性」である。
息子達が野球をするのを見ながら(お当番)
考えるのは、夕食のおかずであったり
お弁当の冷凍食品は何処が安くて種類が
あるか。よりよい生活のための努力を
惜しまない方々である。
3.働くお母さん族
生活のためとはいえ、せっせと働く
「努力家の女性」である。
仕事と子どもの両方で揺れ動きながら
自分というものを大切に考えている。
いつもお疲れなので、体が心配である。
4.取締役お母さん族
私のよく知っている方でも2人はいる。
男が作ったルールの「会社」というルールの
中で、苦労しながらも、これが私よという
確固たる信念を持つ女性。
体は、考えられないくらいにタフである。
睡眠時間平均3時間という方が多い。
と、まあ勝手にこんなことを書いたりしたが
私はどこか?と聞かれると、「いや~何処にも
属してない、いわば中途半端なヤツです。」
としか、いいようがない。
それぞれに、良いところもあり、
ウイークポイントもある。
例えば、野球チームのお母さんである、
息子の野球チームのHコーチの奥様。
「かわいい~~~。」
と、「私が男だったら、絶対嫁にしたいタイプ
だよな!!!」といきなり、取締役お母さんに
なってみたりもするが、そんなに私は体力が
ないし、「働くお母さん」なのかな、と思えば
そんな努力もせず、公立小学校のおかあさんの
お茶当番で繰り広げられるアイデアに、これ
「仕事で使えないかな。」など考えてしまったり
するのである。
ある論評を最近読んだのだが(出展を忘れるところ
はまだまだ脳みその使い方が悪い。)
アメリカ式の成果主義経済について、述べられていた
のだが、競争を主とし、人間本来の知性や理想を
忘れた社会は、後にだんだんと「野生化」する。
というものだ。
知性が、人間の本能を止められないので、
殺人等が当たり前に行われる。
確かに、会社とか社会等、人間が(特に男性が)
そのルールを作ったものである。
その反対に、家庭は人間の本能に近いものが
ある。
今まで人間は
会社は男のルール、家庭は女のルールで
やってきた。
そんなのは過去のことであるように感じるが、
やはり根強いカテゴライズされたものが根本に
あり、今の世の中トータルで見るとそんな風に
見える。
男性の傾向として「縄張りを守るための攻撃性」
があり、女性の傾向として「無条件の育みに対する
保守」というものがあると思っている。
要はそのバランスだと思う。
どちらに偏ることなくやっていければ、今からの
人間には合っていくのではないかと思う。
夏目漱石の草枕はそれを言い得ていると思う。
「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。」
これだよ。
マスコミでアイドルグループの猥褻行為が
槍玉に挙がっていたが、
結構、一般家庭の中では、同情意見もあり、
「最低」といった政治家も槍玉に挙げられて
いたりして、
地デジに対する反対派の陰謀とかそんなことも
言われており、この騒動自体が作り物だという
意見に私もなるほど、と思ってしまったりしている。
しかし、すぐにタレントが釈明会見などをして
同情票を集めようとしていたとも見受けられ
地デジへの関心が深まったりして、
そこまで考えての騒動であったら
これは、人間としてどうなのよ、情というものを
巧みに使うビジネスだとしたら…。
自分の感情を素直に取れない世の中なのだとしたら
恐ろしいことだとおもってしまったのである。
(えらく話が飛んだな。)