坂一つ越すに越されず美男葛
( さかひとつこすにこされずさねかずら )
今 大阪は、「体罰を苦にして自殺した高校生」の
ニュースに傷ついております
彼の通っていた高校は、野球も強い公立高校として、名を馳せています
府外で高校生活を送った私でも、知っているほどの学校です
卒業生には、プロの選手も、居ます。
今回の問題について、
昨夕の父兄への説明会で、学校、顧問を擁護する親御さんが、居たことに
とても、ショックを受けました。
件の顧問を許せる親って、信じられません
単に『体罰』を越えた、傷害事件でしょ
息子が、30~40発、殴られて、鼻血を出して学校から戻ってきて
「先生は、わが子の事を思って、殴ってくれた」と思える親が、
居るのでしょうか?
今回、亡くなった生徒が、自分の子供だったら如何なんでしょう?
背筋が、凍りつきました
きっと、試合でよい成績を収めて、子供は、プロ(あるいは、大企業)に
就職してなどと算盤を弾いているのよね
彼のみならず、他のメンバーも、今は、在校生も、
心に深く傷ついたことでしょう
私の頃?
拳骨で、ポコっと頭を突くぐらいの先生は、居たかな?
そうそう、算盤の珠の方で、頭擦る先生は、居ました
私は、やられたこと無いけど
キツイ先生でも、亡くなる前は、担任をしてもらった卒業生が、順番で、
お見舞いに行った先生も、居ました。(数学の先生。口は、悪かった)
そんな落ち込んだ気分の今朝、西宮の戎っさん、
福男に選ばれたのは、爽やか高校生。
なかなかにコメントも立派でした
亡くなった生徒と福男、何がどうなって、
運命に、こんなにも違いが、あるのでしょう
人生って、“まさかの坂”ってあるんです
若い人だから、余計に悲しい事件でした
写真は、サネカズラの赤い実
美男葛とも呼ぶそうです
残念ながら、季語としては「秋」だそうです
my歳時記には、「南五味子」と併記されてます
ひまわりさんのブログで、素敵なお花を紹介されてます
でも、生まれてこの方、一度も見たことが、無い~~
結構な年月ですのによ
サネカズラ、「小寝葛」とも表記されます
ちょっと秘めた想いを思わせる百人一首を
《名にし負(お)はば 逢坂山(あふさかやま)の さねかづら
人に知られで くるよしもがな》
さねかずらの蔦を手繰ってあなたを連れ出したい、
という密かな恋を歌った一首だそうです。
昨日の記事の中でご紹介いたしました、
白い毛糸珠のような小鳥のこと
みすずさんから「ギンムクドリ」の幼鳥では、ないかしら?と
教えていただきました(感謝)
わたしも、ギンムクドリについて調べて、
「間違いない」と思いました
ところが、思いもよらぬ事が、判明いたしました
明日、詳しく(?)up致します
鼻血を出して帰って来たら 私なら原因を追究しますね
親御さん悔やまれていると思います
もう二度とこう云う事件が無いように 体罰も言葉の暴力も傷つきやすい子供達には
程々にお願いしたいです
全面的に体罰を否定している訳ではありません
痛みを知るのも経験でしょう
美男葛の赤い実 散歩の途中で見かけます
こんな所にも… 今しっかりインプットしています
花の時期には中々見つけにくいですからね
今回の顧問のは、「体罰」と云うより、「暴力」と云う方が、
正確かもしれません
校長も教頭も、全く気がつかなかったのでしょうか?
部を辞めると、高校には、残れないスポーツ推薦の生徒さんだったとか
サネカズラの花、カラタネオカダマの花に似てますね。
(ひまわりさんのお写真)
反対に、カラタネオカダマの実を、見ないのです
いっそ、退部すれば…と思いましたが、そうですか、スポーツ推薦の生徒さんって、そういうものですの?
親にすれば、こんなことになって悔しくて、やるせないですね。
学校側が知らないと言うのは、恐らく嘘でしょう。
二度とこのようなことが起こらないようにしてほしいものです。
今晩は、随分遅くまで 起きていらっしゃるのね
スポーツだけの私学なら、こっそりあるかもしれない事案ですが、
公立で、起こったとは、信じられません
数十発とは、異常です
親御さんの胸の内は、口惜しいことでしょうね
在校生だって、傷ついているでしょう
先輩達が、顧問の交代を願い出て、一度は、退いていた顧問だったそうです。
先輩達が、後輩を慮って申し出たというのに、その思いも
無駄になりました
では、おやすみなさい