不覚にもハマってしまったアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の続きが気になり、原作の谷川流「涼宮ハルヒ」シリーズ(角川スニーカー文庫)を読んでみました。
このシリーズのタイトルはいずれも「涼宮ハルヒの○○」(○○には漢字2文字が入る)というスタイルとなっており、私が読んだのは「憂鬱」、「溜息」、「退屈」、「消失」、「暴走」、「動揺」、「陰謀」、「憤慨」の計8冊です。これらに加えて「分裂」があるのですが未読です。おおよそのあらすじはWikipediaに紹介されていますし、各巻の内容もAmazonにネタバレ的な書評が書かれていると思うので、詳しいストーリー等についてはここでは述べません。
ライトノベルなので暇つぶし感覚で簡単に読めるだろう、と思って読み始めたのですが、巻が進むにつれて少々読むのがつらくなりました。次第に主人公が時間を遡って過去を修正する機会が増えるために時間軸がわかりづらくなりますし、また、時間や空間に関する概念説明も結構難解なのです。
しかも、文章だけではどうもいまいち登場人物の表情や息づかいが伝わってきません。それを補っているのが、アニメのキャラクターデザインの原案になっている、いとうのいぢ氏による挿絵です。これがなければこの作品のヒットはなかったように思います。それでもやはり、アニメは原作を大きく超えていると感じずにはいられませんでした。ライトノベルは、アニメで描かれたストーリーを活字で追体験してみたい、続きはどうなるのか気になる、という方にはお勧めですが、何の予備知識も持たない方がいきなり手を出しても得られる面白さは大きく減じたものになると思います。
最後にもう一つ、このライトノベルについて指摘しておきたいことがあります。「涼宮ハルヒ」シリーズに限らず多くのライトノベルについて言えることなのですが、表紙に描かれているイラストがなんとも萌え萌えなものであるために、はっきり言って買いにくいのです。
本を手にとってレジに向かうのに勇気を必要としたのは本当に久し振りの経験です。小心者の私は、「コンテンツ産業のトレンド把握のためには購入はやむを得ないんだよね」(これは結構マジ)と言わんばかりの表情を浮かべつつ、経済書と一緒にレジに持って行ったのですが(苦笑)。それと、家族に見つからないような場所に本を隠す、という行為も久しぶりであるような気がします(笑)
このシリーズのタイトルはいずれも「涼宮ハルヒの○○」(○○には漢字2文字が入る)というスタイルとなっており、私が読んだのは「憂鬱」、「溜息」、「退屈」、「消失」、「暴走」、「動揺」、「陰謀」、「憤慨」の計8冊です。これらに加えて「分裂」があるのですが未読です。おおよそのあらすじはWikipediaに紹介されていますし、各巻の内容もAmazonにネタバレ的な書評が書かれていると思うので、詳しいストーリー等についてはここでは述べません。
ライトノベルなので暇つぶし感覚で簡単に読めるだろう、と思って読み始めたのですが、巻が進むにつれて少々読むのがつらくなりました。次第に主人公が時間を遡って過去を修正する機会が増えるために時間軸がわかりづらくなりますし、また、時間や空間に関する概念説明も結構難解なのです。
しかも、文章だけではどうもいまいち登場人物の表情や息づかいが伝わってきません。それを補っているのが、アニメのキャラクターデザインの原案になっている、いとうのいぢ氏による挿絵です。これがなければこの作品のヒットはなかったように思います。それでもやはり、アニメは原作を大きく超えていると感じずにはいられませんでした。ライトノベルは、アニメで描かれたストーリーを活字で追体験してみたい、続きはどうなるのか気になる、という方にはお勧めですが、何の予備知識も持たない方がいきなり手を出しても得られる面白さは大きく減じたものになると思います。
最後にもう一つ、このライトノベルについて指摘しておきたいことがあります。「涼宮ハルヒ」シリーズに限らず多くのライトノベルについて言えることなのですが、表紙に描かれているイラストがなんとも萌え萌えなものであるために、はっきり言って買いにくいのです。
本を手にとってレジに向かうのに勇気を必要としたのは本当に久し振りの経験です。小心者の私は、「コンテンツ産業のトレンド把握のためには購入はやむを得ないんだよね」(これは結構マジ)と言わんばかりの表情を浮かべつつ、経済書と一緒にレジに持って行ったのですが(苦笑)。それと、家族に見つからないような場所に本を隠す、という行為も久しぶりであるような気がします(笑)
う。。。
昨夜のテレビ朝日のアニメ特集でハルヒが取り上げられていましたね。ゴールデンタイムでハルヒの姿を拝めて私は内心嬉しかったのですが、長女は「これってオタク向けのアニメでしょ」と露骨にいやーな顔をするので。。。カミングアウトしづらいです。