高校政経

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マンガの活用

2006年03月29日 | 憲法・法律
 ある教員は、マンガはサザエさんと手塚治虫以外は低俗で読むべきではないといっていましたが、私はそうは思いません。

 マンガだけしか読まないのは考えものですが、国語のY先生(初コメントありがとうございます)は源氏物語関連のマンガをわざわざ生徒用に買い揃えて読むよう薦めているくらいですから楽しくて役に立つのです。

そこで、政経っぽいものを紹介します。

 毛利甚八作、魚戸おさむ画『家栽の人』小学館 はご存知の人も多いでしょう。
家庭裁判所の判事を主人公にしてテレビドラマ化もされました。植物を育てるのが趣味で、少年事件を担当し、「育成」を主眼におくので「家裁」ではなくあえて「家栽」と書いています。
 少年事件や家事事件(離婚や相続)を扱っていますが、影の主人公は家裁調査官です。
 弁護士、裁判官、裁判所事務官、書記官、家裁調査官(よくわからんというひとは村上龍『13歳のハローワーク』を読んでみましょう)に関心のある人もない人も読んでみてください。