土蔵がすっかり取り壊された跡に、土扉の蝶番が残りました。扉側はメスで、埋め込み部が屈曲して長く、木材に埋め込まれた上に、縄などの繊維質でしっかり巻かれた上に漆喰で固められています(上の写真)。
壁側はオスで太い栗材に寸部の隙間なく埋め込まれカギ状の金具で締められていて(2番目の写真)、ここから解体するまでにも相当に難儀な作業をしなければなりませんでした。
そして、姿を見せてくれたのは一番奥のレンガ造りの蔵(3番目の写真)。小さい倉庫ながらも大火跡の影響か、丈夫なだけでなく鉢巻の細工も見事に仕上げられています。
壁側はオスで太い栗材に寸部の隙間なく埋め込まれカギ状の金具で締められていて(2番目の写真)、ここから解体するまでにも相当に難儀な作業をしなければなりませんでした。
そして、姿を見せてくれたのは一番奥のレンガ造りの蔵(3番目の写真)。小さい倉庫ながらも大火跡の影響か、丈夫なだけでなく鉢巻の細工も見事に仕上げられています。