武蔵浦和にある、会社の倉庫で一仕事。
いろいろトラブルがあって、帰宅の途に着いたのが19時半。
どこかで酒でも飲もうかと思ったが、結局地元に帰ることにした。
雨が降りそぼる。
もう3月の声を聞いたが、夜は未だ冷え込む。
乗り換えのため、赤羽で降り、目指すは「喜多屋」。
立ち飲み屋である。
08年の暮れ頃にオープンした同店をいつか訪れたいと常々感じていた。
赤羽には立ち飲み屋の雄、「いこい」があるが、その超有名店より徒歩2分のところに出店し、真っ向から勝負を挑んだ同店にどのような勝算があるのか、自ら確かめてみたかったのだ。
20時頃にお店に入ると、店内はもうお客でいっぱいだった。
恐らく「いこい」も今時分は満員御礼であろうが、それにしても「喜多屋」もいい勝負である。
店内中央に厨房、それをぐるりとカウンターが囲む。その周囲の通路を挟んで、店内の縁をまたカウンターが囲む。
店を上から見たら、きれいにシンメトリーになっている、そんな店だ。
店内が混雑していたから、適当な場所でシャドーになって入れさせてもらった。
やがて、おばちゃんが注文を取りに来る。
瓶ビール(390円)と「もつ煮込み」(110円)を貰った。
ビールはサッポロ。
都合500円は、「いこい」と変わらない。
だが、内訳を見てみると、「いこい」では瓶ビールが380円、そして「煮込み」が120円となっており、微妙に値段設定が異なる。
しかし、両店とも奇跡的な値段の設定であることに変わりはない。
さて、110円の「もつ煮込み」だが、これが実にうまい。
容量こそ、やや少なめだが、大鍋でよく煮込まれた白味噌ベースのスープとプルプルのシロのハーモニーは最高だ。
これまで、「いこい」が持つ、居酒屋放浪記レコードの「煮込み」最安記録を10円更新した。
「煮込み」を食べていると、フットボールアワーの岩尾望さんに似たおじさんが近づいてきて、わたしに声をかけた。
「お客さん、今日が初めて?これからもよろしくね」と。
店の主人か、わざわざ声をかけてくれたことに、しばし感動を覚える。
この2ヶ月後に、再び同店を訪れるのだが、この主人、しっかりとわたしを覚えていてくれた。声かけは伊達ではないようだ。
さて、「もつ煮込み」を瓶ビールでやっつけた後は、ハイボール(180円)と「豚肉のからし焼き」(220円)をオーダー。
ハイボールは「いこい」と同じ値段。
そして、「からし焼き」を用意するなんて、さすが北区の立ち飲み屋!
その間客はひっきりなし。客の大半は1,500円以内で会計して帰っていく。
店のメニューはかなり多い。ほとんどが110円から220円の間で食べられるのだから、素晴らしい。
開店時間は朝の7時。
完全に「いこい」を意識した店の展開だ。
違いといえば、「いこい」がキャッシュオンデリの支払いシステムであるのに対し、この店は伝票制の会計システムを採用していることぐらいか。
後はもう好みの問題である。
「喜多屋」の雰囲気はまさに立ち飲み屋の醍醐味をしっかり捉えている。
一人客が多く、皆黙々と食べて飲む。
サラリーマンよりも、日雇い労働者が多く、そうした客が多いということは安くて良質な店の証だろう。
あとはもうフィーリングの問題だ。
感覚を頼りに両店を比較すると、わたしは「いこい」より「喜多屋」に軍配をあげる。
玄人筋に支持を得る前者より気軽に店へ入れる後者の方が断然雰囲気がいい。
しかし、赤羽には品質のいい立ち飲み屋が実に多い。
北区民としては実に誇らしい限りだ。
昨年の立ち飲みアワードを制した「いこい」よりも評価が高いというのであれば、09年の立ち飲みアワードは喜多屋」で決まりか!?
いろいろトラブルがあって、帰宅の途に着いたのが19時半。
どこかで酒でも飲もうかと思ったが、結局地元に帰ることにした。
雨が降りそぼる。
もう3月の声を聞いたが、夜は未だ冷え込む。
乗り換えのため、赤羽で降り、目指すは「喜多屋」。
立ち飲み屋である。
08年の暮れ頃にオープンした同店をいつか訪れたいと常々感じていた。
赤羽には立ち飲み屋の雄、「いこい」があるが、その超有名店より徒歩2分のところに出店し、真っ向から勝負を挑んだ同店にどのような勝算があるのか、自ら確かめてみたかったのだ。
20時頃にお店に入ると、店内はもうお客でいっぱいだった。
恐らく「いこい」も今時分は満員御礼であろうが、それにしても「喜多屋」もいい勝負である。
店内中央に厨房、それをぐるりとカウンターが囲む。その周囲の通路を挟んで、店内の縁をまたカウンターが囲む。
店を上から見たら、きれいにシンメトリーになっている、そんな店だ。
店内が混雑していたから、適当な場所でシャドーになって入れさせてもらった。
やがて、おばちゃんが注文を取りに来る。
瓶ビール(390円)と「もつ煮込み」(110円)を貰った。
ビールはサッポロ。
都合500円は、「いこい」と変わらない。
だが、内訳を見てみると、「いこい」では瓶ビールが380円、そして「煮込み」が120円となっており、微妙に値段設定が異なる。
しかし、両店とも奇跡的な値段の設定であることに変わりはない。
さて、110円の「もつ煮込み」だが、これが実にうまい。
容量こそ、やや少なめだが、大鍋でよく煮込まれた白味噌ベースのスープとプルプルのシロのハーモニーは最高だ。
これまで、「いこい」が持つ、居酒屋放浪記レコードの「煮込み」最安記録を10円更新した。
「煮込み」を食べていると、フットボールアワーの岩尾望さんに似たおじさんが近づいてきて、わたしに声をかけた。
「お客さん、今日が初めて?これからもよろしくね」と。
店の主人か、わざわざ声をかけてくれたことに、しばし感動を覚える。
この2ヶ月後に、再び同店を訪れるのだが、この主人、しっかりとわたしを覚えていてくれた。声かけは伊達ではないようだ。
さて、「もつ煮込み」を瓶ビールでやっつけた後は、ハイボール(180円)と「豚肉のからし焼き」(220円)をオーダー。
ハイボールは「いこい」と同じ値段。
そして、「からし焼き」を用意するなんて、さすが北区の立ち飲み屋!
その間客はひっきりなし。客の大半は1,500円以内で会計して帰っていく。
店のメニューはかなり多い。ほとんどが110円から220円の間で食べられるのだから、素晴らしい。
開店時間は朝の7時。
完全に「いこい」を意識した店の展開だ。
違いといえば、「いこい」がキャッシュオンデリの支払いシステムであるのに対し、この店は伝票制の会計システムを採用していることぐらいか。
後はもう好みの問題である。
「喜多屋」の雰囲気はまさに立ち飲み屋の醍醐味をしっかり捉えている。
一人客が多く、皆黙々と食べて飲む。
サラリーマンよりも、日雇い労働者が多く、そうした客が多いということは安くて良質な店の証だろう。
あとはもうフィーリングの問題だ。
感覚を頼りに両店を比較すると、わたしは「いこい」より「喜多屋」に軍配をあげる。
玄人筋に支持を得る前者より気軽に店へ入れる後者の方が断然雰囲気がいい。
しかし、赤羽には品質のいい立ち飲み屋が実に多い。
北区民としては実に誇らしい限りだ。
昨年の立ち飲みアワードを制した「いこい」よりも評価が高いというのであれば、09年の立ち飲みアワードは喜多屋」で決まりか!?
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