通名トド子さんのブログ「ヨン様と一緒」はグーグルなんかの予測変換や変換の候補をもとにあーだこーだとエントリを書かれているけど、アタシは正直、あれはどうかって思うわ。
何か事件が起こったとするじゃない。すると「犯人は在日じゃないか」って説がかならず出るのよ。で、そういう人が「犯人名 在日」で検索すると、予測変換に反映されてしまうわけ。
そんな理由で「グーグルで予測変換が出てきた」「グーグルの検索結果で出てきた」ことを根拠にして記事を書くのはかなり無理があると思うわ。 「こういうことがありました」と説明したり、なぜそんな予測が出てしまうのか、その原因を探るならいいけどね。
さて、通名トド子さんの正体だとアタシ以外の一部の人が考えているのが脚本家の井沢満さん。一時は、井沢さんの直接の知り合いと思しき方から指摘があったくらいですものね。通名トド子さん=井沢満さん説は知り合いの方にピンとくるものがあったんでしょうねぇ。
アタシは井沢満さんって方のことをまったく存じ上げなかったので(正直、すでに盛りを過ぎた脚本家さんだし、代表作は日本のドラマでは珍しいゲイのラブシーンがあった「同窓会」がカルトドラマとして取り上げられているくらいなもの。
倉本聡さんの「北の国から」シリーズ、山田太一さんの「ふぞろいの林檎」シリーズ、北川絵吏子さんのラブストーリーもの、野島伸司さんのあれやこれやなどなどみたいに、ある世代の記憶に強烈に残っている作品、その作家のシンボルとなる代表作ってのが見えないのよね。
ほかの人よか脚本に触れているアタシですらこうなんだから、一般の人にとっての「井沢満」さんが人気作家と言えるのか・・・・・・アタシには疑問だわ。
今回の騒動に巻き込まれてから、井沢さんのことをちょっとばかり調べたのね。
鳴り物入りでスタートしたNHK朝の連ドラ「君の名は」が大コケして、途中で体調不良で降板したみたい。
結局、別のライターに尻拭いをしてもらってなんとか番組を終わらせたそうよ。
これって要するに、NHKに迷惑をかけたってことよね。
通名トド子さんが井沢満さんなのかアタシにはわからないけど、もし、この仮説が正しいなら、こういう事情がありながら、通名トド子さんがNHKを悪しざまに書き続けるのは人間としてどうかと思うわ。
むろん、NHKが韓国や中国に肩入れしすぎている点とか、韓国ではNHKを受信して無料で見ているのにスクランブルすらかけてない点とか、アタシ個人が許しがたいことはたくさんあるわ。だけどそれはアタシがNHKとしがらみがないから言えることで、少なからずお世話になったことがあるのに、それを隠して悪しざまに掻き立てるのは人としてどうかと思うの。それが論語の精神なのかしらね。
むしろ、NHKにさんざんお世話になっていて、それであれだけ悪く書くのって、何か私怨があるのかしら?と勘繰ってしまうわ。
さて、井沢満先生の名前を検索した時、気になることが出てきたの。
新興宗教に入信している芸能人、有名人みたいなところに、井沢先生が出てくるのね。
興味がある方はご自身で検索してほしいのだけど、
○ 阿含宗本庁
井沢満(脚本家)梶原徹也(元ブルーハーツドラム)他
と、出てくるわ。
これは本当なのかしら?
もしこれが本当なら、特定の新興宗教の信者が下田市議会副議長と言う要職にあるたさかとみよ先生の身近で、たさか先生名義でブログを書いたり、たさか先生名義でブログに寄せられたコメントを書いているなどの影響力を行使していることになるわ。日本には信教の自由はあるものの、同時に政教分離もあるのようね。これは望ましい事なのかしら?
後編ではことの真偽をアタシのできる範囲で探ってみるわ。