システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

2009.6.17.(Thu) サンメディアさんのセミナー(東京)

2009-06-19 00:15:54 | イベント参加
第5回学術情報ソリューションセミナー2009 in 東京「学術情報流通の現在と未来」
六本木ヒルズという、なかなか素敵な会場。
 #飲食店の値段は高かった...

●SS社のリチャードさんの製品紹介
阪大にも一度来ていただいて説明をしてもらったが、Summon のことは僕もよく分かっていなかった。
休憩時間に、AquaBrowserとの違い、統合検索との違いなどを質問して、イメージ的には少し分かった。

●パネルディスカッション
10年後に図書館予算が半分になったら、という想定(危機感?)の元、システム系から九大の片岡さん、コンテンツ系から医学中央雑誌の松田さん、プロクエストの小島さんがパネラー。コーディネータは筑波大の宇陀先生。

結構面白くなる予感があり、それなりに面白かった。
反省は、フロアからの発言に時間を取れなかったところ。発言は1名だけだった。原因は、恐らく、パネリストの発表が想定範囲とはいえ、長い方だったことと、フロアに振るタイミングが遅かったことか。

今回は、コンテンツの話が多かったが、大阪ではシステムの話中心にしようかと事後に話をした。
大阪では50名前後の参加予定(東京では80人強)、業界全体から言えば多いとは言えないけど、少しでも有意義なものにしたい。

僕自身は、宇陀先生の資料にあった、図書館<->出版社・代理店 の関係が、協力的なものであってほしい。
もちろん、緊張感はあってのこと。
・図書館業界が新しい電子的な資料やサービスをフォローしきれない部分を、出版社・代理店さんの知識、経験で、図書館側を助けてほしい。
・サンメディアの松下さんから、
"代理店というのは、ある商品の販売を仲介するという意味だけど、我々はパートナーでありたい"(私の意訳)
という発言もあった。
・まったく同感。というか、まずは、そう思っていただけるのは、うれしい。
・僕の立場では、システムベンダーさんとの関係で、そうありたい、そうあってほしいと思っている。

ほんまは、そういうパネルディスカッション的な連携の場面を図書館業界が作るべきなんだろうけど、代理店さんのセミナーに助けられている。
まずは甘えさせてもらっているが、こういう場面を(お互い)活用できればとも思っている。
大学図書館側も、せめて会場提供などで(九大さんみたいに)ご協力できれば。
今回、わずかに運営側にも回っているので、全国4ヶ所でセミナーを実施されている苦労も感じられた。
改めて、主催者側には感謝。
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