システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

レポートの書き方とか、発表方法とかの本がなぜバラバラに?

2012-03-08 22:17:32 | ユーザサービス一般
サブタイトルは、「アクティブ分類担当者 求む」です。

仕事でレポートの書き方とか、発表方法とかの本のリストなどを作ろうとしますが、どうして図書館内ではバラバラに並んでいるのでしょうか。

NDCというのは学生時代から、同じようなテーマの本があちこちに並んでいて、あまり好きではありませんでした。
教科書的には、メインの内容に応じてとか、自機関の方針に応じてとか、言い訳のような!?説明があったように思います。しかし、そんなことはどうでもいいんです。

例えば、これ。
大半の大学図書館が 377.15 (大学>教育課程)にしているようです。
 「優」 をあげたくなる答案・レポートの作成術 / 櫻田大造 [著]
 ISBN:9784062760003

816.5 が代表的な書き方関連の分類番号だと思うのですが、こういうのを見ると、分類番号なんてなんのため? って、つい思ってしまいます。

 #それに、なんでスペースが間に入っているって気付かない!?
 #上記のタイトルは ママ です。

まぁ、時代によって重点は変わるのでしょうが、NDCというルールよりも、利用され具合に気を配っている方って、どれくらいおられるのでしょうか。ルールってなんのためにあるんでしょう。

書き方関連の書籍を常設別置にする計画はないので、気合いでデータ修正と貼り替えをお願いしようかしら。
口頭発表関係のオススメ本も、5(技術?)に並んでるし。

ついでながら、当館のキャリア支援図書コーナー、特定の番号(2つくらい)の本が大量に...
どうしたものか。分類ちゃうやん。
先日、案内いただいた名大の中央図書館さんの同じようなコーナーでじっくりお聞きすればよかった。

(参考、NDC新訂8版から)
●話す
336 経営管理
   .49 その他
    #いわゆるプレゼンに関する本はこれになっている。
    #やはり、日本語的には 人前で話す≠プレゼン
    #ビジネス場面での何らかの発表・説明 ということかな。

809 言語生活
   .4 演説法、話し方:発声、表情、身振

●書く
377 大学、高等・専門教育...
.15 教育課程、講座、教授法

816 作文、文体
   .5 論文作法

●読む
019 読書法、図書評論法
817 読本、解釈、会話
 → 817.5 かな
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