goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

杉井先生!

2月の最後の土曜日。



第一回 「 もう一度受けたい!あの授業 」 が開かれました。



講師は、当時も生徒の尊敬と注目を一身に集めていらした、

現代国語 杉井和子先生 です!





授業内容は、小説の中の会話文「・・・・」

尾崎紅葉 漱石 川端康成 を題材に。







明治維新とともに日本語に入ってきた

”・・・・・”
 
『 マークとともに現代文は出発しましたぁ。

「・・・」 はこれまでの日本の小説に、時間と、距離を盛り込むことになっていきまぁす。』

 
『これには気持の距離も入りまぁす・・』






この・・・まぁす・・・杉井先生の語尾の優しくちょっと下がるイントネーション。

懐かしく思い出されるかとも多いのではないでしょうか。







この優しい声と、あったかい響きにのんびりうっとりしていると・・・



厳しい叱咤 & 真面目な高校生にはどきどきの発言 が 次々に繰り出し


えっえっえっ~~~~~
となったあの日々も
にょきにょき思い出してまいりました。







おぅおぅ!
みなさま、真面目に授業を受けているではありませんか。







漱石は『 三四郎 』 の 
三四郎と美禰子との会話

自分の世界に入って、自分が見えていない三四郎。
美禰子さんのやんわりの拒否に気が付きませんねぇ・・・



そこに 29期 松村君


「 美禰子は、三四郎に、もっと好き!!!って言ってほしいのでは? 」

と反論。


「・・・・・・・・」


三四郎を上回るうぬぼれ度全開で授業を盛り上げ?てくれました。













10分の休憩を挟んでの120分


本当にあっという間でございました。

今日の授業に対する集中力を 
15歳から18歳の現代国語で発揮していれば、
この日集まったわたくしたちは、
全員日本文学の専門家になっていたこと間違いなし。

そして、わたくしたちがあの時もうちょっと大人であったなら、
小説に対するアプローチや、読む楽しみの多様性に
もっともっと気が付くことができたであろうと、
今の高校生に伝えてあげたいです。




もちろん わたくしたちだって、遅くはないんですけれど♪ 

















授業が終われば、この行列。

握手会の様相







杉井先生の心からの笑顔に感謝。







PS講堂内の図書館で みんな高校生に戻らせていただきました。











そして、この
「 懐かしのあの授業 」
の第二弾も計画されるとのこと。




詳細決まりましたら、HP等でお知らせとなりますので、
どうぞお楽しみに♪











現在、茨城大学で教鞭をとっていらっしゃる杉井先生。
寒い一日、PS講堂の図書館を白熱教室にしてくださって、
どうもありがとうございました。






この授業を計画し、中心となって支えてくれたスタッフは、



アラサー時代の杉井先生と深くつながっている24期の同窓生です。







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )