私はあまり、自動車社会の象徴の一つのような、郊外型ショッピングモールは利用しないが、散策途中で立ち寄ることがある。
このモールは開店から五年ほど経つが、正直よくもっていると感心する。それは、キーテナントが不明確な大型商業施設は、責任の配分も不明確になり易く、早々に閉鎖に追い込まれるか、あるいは第三セクター施設のように赤字を膨らましていくような結果に陥り易いからである。
訪れてみると、メンテナンスレベルの関係か、開業からの年月に比べて老朽している部分が間々見受けられる。また、空きテナントも目立つ。この商業施設が開業して、近隣の同じような運営形態であったリバーサイドモールが閉鎖され、そのテナントが転居してきたようだが、それでも持て余しているように見受けられる。
私は元々あまり客扱いはされない方だが、私がいた三時間ほどの間、ものの見事にいらっしゃいませという言葉を聞くことはなかった。案の定、案内係に詰め寄る客もあった。やはり、結果は開業したときから予想ができたのではないだろうか。
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2 コメント
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- Unknown (カノッチ)
- 2011-08-10 13:06:35
- 一時流行した地方都市の郊外型ショッピングモールは厳しい経営を余儀なくされているんですね。厳しいなあ。
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- カノッチさん (てんゆう)
- 2011-08-10 23:07:34
- このモールは、付近が田園地帯のところに「日本最大級」をうたってオープンしましたが、キーテナントのないチェーンテナントの集まりということで牽引力がなく、さらに需要規模があっていないところがあいまって、惰性で営業している感じです。
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