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(カトリック浦上教会 長崎市本尾町)
西九州長崎に到着した。先ず、路面電車に乗り、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館、長崎原爆資料館、長崎市歴史民俗資料館を訪れ、続いて浦上天主堂、平和公園(平和祈念像)、原爆落下中心地を訪れた。
(爆心地方面を望む破壊遺構)
浦上天主堂は、明治12年(1879)聖堂を建立したのが始まりである。明治28年(1895)天主堂の建設が始まり、大正時代に入ってようやく完成した。然し、昭和20年(1945)8月9日、原爆投下によって爆心地に近かったこの教会は壊滅し、秘跡儀式の最中であったために、神父信者も命を落とした。
戦後、破壊された天主堂の遺構を保存する運動が起こったが、教会側の意向で処分され、平和公園敷地内及び教会敷地内に一部の遺構と、教会内原爆資料室に被爆した建物の一部及び聖母像片、石像片があり、そして、被爆時の状態を再現した造型が原爆資料館に展示されている。
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