(東京都千代田区岩本町)
現存しないが、かつては不忍池より大きい池だったというお玉が池の畔に祀られた神社である。社伝では寛正元年(1461)足利義政の祈願や文禄四年(1595)伊達政宗の参詣、また太田道灌の崇敬も篤かったという。然し、安政二年(1855)の江戸地震により被害を受けたため、明治4年(1872)本社は分社であった小岩に遷された。社名の「お玉」は、池の畔にあった茶店の女性「お玉」がこの池に身を投げたため、それまでの桜ヶ池からお玉が池と呼ばれるようになったことによる。
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