flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

三河国府跡 発掘調査

2007-07-02 00:00:05 | いにしえの人びと
(八幡台地遺跡群白鳥遺跡平成19年度 豊川市八幡町)
 都市計画道姫街道線(主要地方道国府馬場線)の拡幅に伴い、上宿交差点から佃交差点間の北東側沿いで順時、発掘調査が行われている。
 旧石器時代から、国府の存在した奈良、平安時代はもとより、それ以降全ての時代で人々の痕跡がみられる。故に複雑な検出遺構となっている。
 現状12m幅の道路は、計画では22mとなっている。
その幅にするためには、反対側の歩道分の拡幅も求められることになり、更なる用地の確保と発掘調査が必要となってくる。
現状では、民間用地の発掘調査は難しく、道路等公共用地の事前発掘によって、ここでは国府関連遺跡の遺構を検出するしかない。

然しながらこれから先、その中から更なる人々の営みが明らかになることを期待している。

(関連記事:三河国府跡第10次確認調査

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