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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

高城山 吉野城

2008-05-30 00:00:49 | 城郭・城下町
(鉢伏山 躑躅ヶ城 奈良県吉野郡吉野町)
 大峯奥駆道沿いには、上千本以下を見渡せる、標高702mの高城山(たかぎやま)がある。元弘三年(1333)後醍醐天皇の皇子、大塔宮護良親王(おおとうのみやもりながしんのう)と北条幕府軍六万が戦い、その際親王が奥の詰城とした場所が、この高城山といわれている。
   
 親王方であった金峯山寺の岩菊丸が北条方に密告したことにより、この詰城が真っ先に落ち、村上義光を二天門へ残して、親王は高野山へ落ち延びて行ったという。
  
(吉野城の堀に架かっていた丈(城)之橋跡)

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