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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

小江戸 川越

2007-10-29 00:00:41 | 街道・宿場町
(埼玉県川越市)
 「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と謳われた川越の町。
川越城の城下町として、また中山道の脇往還である川越街道の宿場として、更には荒川水系である新河岸川の舟運でも栄えたまちである。
    
 川越市伝統的構造物群保存地区である町並みには、寛政四年(1792)建造の大沢家住宅等、町屋造りや蔵造りの建物があるが、明治26年(1893)には川越大火があり、殆どは大火以降に再建されたものである。
   
 いわゆる蔵の町並みといわれる旧南町通りと、川越街道の起点である川越城大手門の間には、寛永年間、藩主酒井忠勝によって設けられたという高さ約15mの「時の鐘」の鐘楼があり、鐘撞守が時間を知らせていたという。現在の建物は四代目であり、自動で時間を知らせている。
  

 
 この後は、大正時代の名残を残す路地へ向かった。

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