(愛知県宝飯郡一宮町大木字山ノ奥 1991年11月28日)
陸上自衛隊演習場のある日吉原台地縁端に、明和二年(1765)に大木田圃(おおぎどおも:大木地区の田畑)を潤す目的で築造された溜池である。灌漑(かんがい:供給)面積は30ha,満水面積0.7ha,貯水量21m3,堤高5.5m,堤長71mであり、池のほとりの平安時代の布目瓦が出土する梵地池遺跡や、同じ台地上である同じく平安時代の布目瓦が出土する森月(もりげつ)遺跡があって、寺院と梵地という関連性が推定できる。
日吉原
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