小牧山 2004-12-12

　この地もバブル期以来14年振りに訪れる。
小牧・長久手の戦いでは砦の役目も果たした小牧山城は、濃尾平野を望め、この地方での野心を湧き立たせる効果を持っている。
戦国時代より遥か昔、先土器時代の痕跡も残る山の斜面。その頃は獣を相手に武器をこの山で振り回していたのであろう。
東側山麓の曲輪が整備され、市民の憩いの場となっていた。
空の街でもあるが、意外と落ち着いた街であるとも思えた。