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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

来迎松城

2012-05-31 00:00:06 | 城郭・城下町

(愛知県新城市富永字鎌屋敷 市指定史跡 1982年9月再踏)
 飯田線の車窓からポツンと見える土盛りと祠がある。これは来迎松城の土塁の一部である。東の大宮川側には堀の名残があり、飯田線の南側にある理髪店が建てられる前までは、そこに堀が存在したという。
  
 三河国二葉松(みかわのくにふたばのまつ:江戸中期の地誌)には、設楽越中守守通根城とし、正和元年(1312)に振草庄設楽郷(東栄町中設楽)から設楽庄設楽村(新城市富永)に移住し、周辺二十六村を領したのが始まりとされる。城主は隣接する構屋敷(かまえやしき)に住し、この城は家臣の夏目信久、清宗が守った。

(関連記事:設楽郡川路村の諸城


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