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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

當麻寺

2014-07-21 00:00:00 | ほとけのいおり

(たいまでら 奈良県葛城市當麻)
 この日は阿倍野から東大阪線で二上山麓のこの地に降り立った。當麻寺は「大和国當麻寺縁起」によると、推古天皇二十年(612)麻呂子皇子(当麻皇子:用明天皇第三皇子:当麻氏祖)によって万宝蔵院として創建されたのかが始まりという。その後、朱鳥六年(692)現在地に移築したとされる。
    国宝 梵鐘    国宝 東塔 奈良時代末 重文 講堂 乾元二年(1303)
 国宝 本堂 永暦二年(1161)
       
 国宝 西塔 平安時代初期

 
 重文 奥院鐘楼門 正保四年(1647)   重文 金堂 文永五年(1268) 
 境内には多くの国宝、重要文化財があるが、本堂(曼陀羅堂)はその棟札から、永暦二年(1161)建立と分かっているが、奈良時代に建立された建物の部材が再利用されていることが、調査によって分かっている。

(関連記事:當麻街道 首子塚古墳


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