flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

旧竹原書院図書館

2011-06-13 00:00:21 | 学びのやかた

(広島県竹原市本町)
 竹原の町並みに、昭和5年(1930)に築造された、木造二階建ての洋館である。かつてこの場所には、医師であり学問所を開いていた塩谷道碩(しおたにどうせき)の屋敷があった。道碩の死後、頼春水(らいしゅんすい:頼山陽の父)が道碩の志を受け継ぎ、寛政五年(1793)竹原書院という郷塾を開いた。然し、文化十年(1813)火災で焼失した。明治43年になって、社団法人竹原書院として再興。現在残る洋館を建設する際に、町立竹原書院図書館となった。昭和47年(1972)図書館は市内中央に移転。昭和55年(1980)からは、歴史民俗資料館として利用されている。


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