flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

宝飯郡第十二大区三小区神社誌 大崎住吉神社

2008-02-25 00:00:37 | かみのやしろ

(住吉大明神 愛知県豊川市大崎町門)
 明治8年(1875)牛久保八幡神社祠官島田四郎が記した、『宝飯郡第十二大区三小区神社誌』の七社目に掲載されている。
 住吉神社は、大崎村の高台に鎮座し、祭神は中筒男命(ナカツツノオノミコト)を祀る。創建時期は明らかではないが、平安時代の『三河国内神名帳』にみえる「正三位 津守大明神 坐宝飯郡」は、この社とみられている。同社の最古の棟札には「元和三年(1617)十一月二十七日、奉造立住吉大明神」とある。また、同社のある大崎村のことを『豊川村誌』には、「蚕犬ノ尾ヲ埋メタルヲ以テ尾崎村ト称セシヲ、中古ヨリ大崎村ト書セシヨシ」とあることから、犬頭の糸の伝説のある北隣千両村と、何らかの関わりの地であったことが推測できる。
 大正3年に菅原社を境内に迎え入れている。
 
                      (菅原社)
(平成13年例大祭 神輿渡御 御旅所)

(境内詳細)


(境内詳細)


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