(愛知県新城市竹広字断上 県指定史跡 1983年再踏査)
設楽原の戦いの際、徳川家康が物見台に使った10号墳の南に位置する古墳であり、弾正山(断上山)丘陵の10基からなる古墳群の一つである。9号墳は粕塚(かすづか:酒粕の意)と呼ばれ、直径17m,高さ3mの古式(前期古墳)円墳である。
伝説 粕塚
昔、この辺りに旭長者が住んでいた。毎年春の祭りになると、長者の家で造った酒が振舞われ、遠くの村々からも人々が長者の徳を慕って訪れたという。この長者の家で造られた酒を搾った粕は、一定の場所に埋められて、それが積み重なったのがこの粕塚だという。
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