flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

サンタルチアからサンタマリアへ

2015-01-20 00:00:00 | RODEN-哀愁のRailway-

 1861年(文久元年)サンタ・ルチーア教会の跡地に開業したヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅は、日に450本の列車が発着し、8万人の乗降客が利用する。ホームは16番線まであり、イタリア国内各地を始め、スイス、ドイツ、オーストリアからの列車も発着する。私はここからFS(トレニタリア:旧イタリア国鉄)ではないNTV社運営のイタロに乗車する。イタリアの鉄道は日本と同じ左側通行であり、ヴェネツィア・ロヴィーゴ・ボローニャ線の1842年完成の複々線鉄道橋を渡ると、イタリア本土側最初の停車駅で、5路線が分岐するヴェネツィア・メストレ駅に差し掛かる。在来線を走るため、暫くは通常の特急程度(160km/h)の速度で走るが、次のパドヴァ駅、ボローニャ駅に停車した後、2009年に開通したボローニャ・フィレンツェ高速線に入ると300km/hの速度で走る。そしてイタリア最長18.7kmのトンネルを越えると、フィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅に到着する。
  FS E.464機関車と二階建てヴィヴァルト客車
 FS E.464機関車とスイス・ドイツ乗り入れ仕様のETR610
 ヴィヴァルト客車とオーストリア連邦鉄道(OBB)の客車
 FS E.464機関車とAGV575(イタロ)
  ETR500 1次車(フレッチャビアンカ:白い矢)と振り子式のETR600(フレッチャアルジェント:銀の矢)
 FS MDVC(中距離中央扉客車)
 フェラーリカラー・設計最高速度360km/hのAGV575
 自転車マークのあるヴィヴァルト客車
   AGC(旭硝子)現地事業所の製品
  イタロ車内
 ヴェネツィア・サンタ・ルチーアを出発(LRT構想のあるリベルタ橋)
 ヴェネツィア・メストレ駅を過ぎ
 パドヴァ駅に停車中のETR340 FLIRT(フリルト:低床式車両)
 
 指定席車に配られる飲料とスナック
 ボローニャ駅
  イタロとフレッチャロッサが停車するフィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅

(関連記事:フィレンツェ


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