flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

鎌倉 永福寺跡

2013-12-16 00:00:00 | ほとけのいおり

(ようふくじ 神奈川県鎌倉市二階堂 国指定史跡)
 文治五年(1185)奥州合戦での源義経、藤原泰衡ら数万の霊を供養するため、源頼朝が平泉中尊寺の二階大堂と大長寿院を模して建立した寺院で、鶴岡八幡宮、勝長寿院と共に鎌倉の三大寺社の一つであったという。本堂の両脇に阿弥陀堂と薬師堂を配した二層の伽藍であったため二階堂と呼ばれ、この地の地名となったが、応永十二年(1405)火災に遭い廃寺となっている。昭和41年(1966)以降、寺跡の公有地化が進められ、昭和58年(1983)からは発掘調査が開始された。訪れたときは伽藍の基礎を再現する工事中で、平成28年までに史跡公園として完成する予定となっている。


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