小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

六月二十八日、二十九日

2017-10-16 | 嘉永四年 辛亥日記
六月二十八日 

風があって涼しい。
4時前から主人は土用の見回りに行く。
とよは提灯を返しに秋田へ行く。嶋本伝右衛門から赤飯が届く。
早朝におかねが昨日の小重を返しに来た。
昨日、信江が帰った。
主人は夜の8時頃に帰った。
岡本次郎左衛門がまた筧からの知らせの手紙がくる。



六月二十九日 

早朝、鈴木正五郎がアユ10、イナ9匹を持参した。
主人は4時頃から出かけた。
岡本次郎左衛門が朝比奈舎人跡大御番組頭を仰せつけられたので筧中奥御番の両方へ行くとのこと。
大宵して夜半すぎに帰る。
岩一郎は頭痛で寝ている。
隣の岡崎の息子がお餅を10持って庭から来た。


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