小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

七月二日、三日

2017-10-28 | 嘉永四年 辛亥日記
七月二日 

山半が蚊帳持参で来る。42匁。
こちのを12匁というのでとりあえず見合わせる。
主人は2時過ぎに三浦公へ行く。
夕方、村井貞二郞から干物を六つ届けられた。


七月三日 

昼前にほろほろ降りかけたが晴れた。
田宮儀右衛門が礼に来た。ぶしゅかんとお茶を出す。
塩を買った。
小鯛7つ鈴木芳右衛門方のこの間の祝いに送る。
榊原忠二郎葬送に行く前に田中善一殿の見回りに行く。
いったん帰宅すると遅くなるので、田中家で上下を借りてそのまま行ったという。しそう酒持参。
そこへ野呂が来たので連れ立っていく。
忍冬酒をちょっと出しただけ。
浅之助が来たがすぐに帰った。
 

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