小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

六月十一日、十二日

2017-09-08 | 嘉永四年 辛亥日記

六月十一日 

快晴す。
昼過ぎに野呂が来る。
酒を出し一盃、飲んでから主人は山本督学宅へ昨日の挨拶に行く。清吉を同道して10時前に帰宅した。
喜多村進之助がくる。
先日、伴右衛門は改名した。次男が疱瘡だという。


六月十二日 

快晴。夏のようだ。
未だ蝉の声は聞こえないが4月くらいの気候なり。
主人は評定所の当番ででかけた。
夕方前に岡本作五郎から画の図を取りに寄越す。すぐに渡す。
昨日の夜には宮本へ行った。


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