梅様の教室

独り言

私見:この種目はいらないのでは?

2013-02-18 16:10:20 | Weblog
Kさん、コメントありがとうございました。この騒動で国際レスリング連盟の会長が交代させられる騒動に至りましたが、果たしてガレリンの実力でレスリングの五輪復活なるかというところですが・・・。

  今回の騒動を考えながら、オリンピック種目について少々考えてみました。そして、数ある種目の中で、個人的に?マークが付くものを並べてみます。

  その最右翼がセーリング。大体海で行う種目は観客が見ることもかなわず、盛り上がりも身内止まりに終わるという気がしますが、セーリングなんて一体何をやるんだ?という人も多いはず。マイナー中のマイナー種目でしょう。何ゆえこの種目がオリンピックに存在するのかと思ったら、現在のIOC会長と副会長がこの種目の出身者なのですね。身びいきから採用しているならぜひ廃止していただきたいものです。これが廃止の候補にもならず、古代からの由緒ある種目を廃止するなど言語道断というものです。

  昔からあるものの中で私がなくても良いと感じるのは、馬術と近代五種。いずれも極めて限られた人間しか接することのないものです。いずれも選手自身以外の要素が大きく成績に影響するので、その意味でも本来の意味での競技とは性質が異なるものだと思います。その意味では射撃も廃止すべきだと思いますし、その仲間である冬季のバイアスロンもなくすべきでしょう。これに近い種目としてアーチェリーがありますが、アーチェリー選手の体つきを見ていると、他の種目の選手に見られるような、全身全霊を上げての鍛錬の跡が見られません。今回銀メダルを取った日本女子選手を見た時、思わずえー?と声を上げてしまいそうになりました。

  同様の理由で、実施予定であるゴルフについても異議があります。日本国内のツアーで優勝を重ねる韓国女子選手の体型を見ると、やはり肉体的鍛練の跡が見られません。第一、何とかプロ、という風に名前の後にいちいちプロをつけてアマチュアと区別して来たスポーツはゴルフとボーリングだけです。オリンピック種目にふさわしいとは思いません。

  次に廃止しても良いと思われるのはテコンドーです。テコンドーの大元になっている空手を採用するというならまだしも、テコンドーを引き続き正式種目として行い続ける意味が理解できません。この種目については全くナンセンスとしか言いようがないでしょう。

  その他に廃止しても良いのではないかと思うのは、テニス・サッカー・ビーチバレー。ビーチバレーは完全に色物に見えますし、テニスとサッカーはオリンピックよりも権威ある大会が他にあるのですから、無理にオリンピック種目に入れておくこともありません。

  冬季オリンピックで言えば、フリースタイルスキーは必要ないと思います。スノーボードのハーフパイプがあれば十分です。類似した種目は増やさずに整理すべきです。また、ショートトラックのスピードスケートも要りませんね。あまりにも実力以外の要素がからみ過ぎます。意図的にラストを滑走していた選手が、他の選手がもつれ合って転倒した隙をついて優勝したりするのは情けなさすぎます。
  
  また、カーリングも競技スポーツとしてはどうなんだろう?という気がします。肉体崩壊の一歩手前まで自分を追い込まなければならない他種目と比べると、何か決定的に不足しているものを感じます。選手には申し訳ないのですが、どこかレクリエーションの域を出ていないという気がしてなりません。
  ボブスレー・リュージュ・スケルトンといった種目も乗物に乗って滑るという点では共通しているので、3種目も行う必要がないのではないでしょうか。

  いずれにしても、IOC会長や役員の個人的嗜好が反映されたり、スポンサーの利益を優先しているのではないかと疑われるような種目の選択は止め、純粋に鍛錬した肉体の持ち主同士が公明正大に競い合うオリンピックであって欲しいと願わざるを得ません。