auのKDDIは10月17日、スマートフォンやタブレットの冬モデルの新製品10機種を発表した。台湾HTC製の「HTC J」や、カシオ計算機製の「G'z One」の改良版など、他キャリアには供給されていないau専売の機種が特徴。全機種がLTE回線(下り最大75Mbps)に対応する。今回の冬モデルではフューチャーフォンの発表はなく、春モデルは別途発表とのことだ。
発表された10機種は以下のとうり。
・HTC J butterfly HTL21(HTC製) 2012年12月上旬発売予定
・Xperia VL SOL21(ソニーモバイルコミュニケーションズ製) 2012年11月2日発売予定
・GALAXY S III Progre SCL21(サムスン電子製) 2012年11月2日発売予定
・AQUOS PHONE SERIE SHL21(シャープ製) 2012年11月2日発売予定
・ARROWS ef FJL21(富士通モバイルコミュニケーションズ製) 2012年11月2日発売予定
・Optimus G LGL21(LGエレクトロニクス・ジャパン製) 2012年11月2日発売予定
・DIGNO S KYL21(京セラ製) 2012年11月2日発売予定
・VEGA PTL21(パンテック製) 2012年11月2日発売予定
・G'zOne TYPE-L CAL21(カシオ計算機製) 2012年11月2日発売予定
・AQUOS PAD SHT21(シャープ製) 2012年12月中旬発売予定
au専売の機種のHTC製の「HTC J butterfly HTL21」は、液晶パネルが5型に大きくなったが、角が取れた柔らかな本体デザインが特徴。G'zOne TYPE-L CAL21は米国国防総省制定のMIL規格に準拠した試験をクリアした耐衝撃性とIPX5/IPX8の防水性能により、ヘビーに利用できるのが特徴、気圧、温度、方位、ジャイロ、加速度の5つのセンサーを搭載。GALAXY S III Progre SCL21はすでに発売されているドコモのGALAXY S III SC-06Dと同等だが、ドコモのGALAXY S III はグローバルデザインをそのまま採用しているのに対して、au独自のデザインとなっている、ケース等の付属品などを考えると、それってどうなの?って感じがする。CPUもクアルコム製の1.5GHzデュアルコアとなっていて、ドコモ冬モデルとして発表されたGALAXY S III α SC-03E がクアッドコアのCPUを採用しているのに比べると見劣りがする。