こりょうり りょうこ

お酒と料理が大好きなりょうこが
イタリア・フィレンツェで秘密裏に営む小料理屋、営業日は未定です(笑)

フランス旅行の思い出をこの一皿に

2016-01-10 22:46:40 | 今日の一皿
フランス旅行の思い出をこの一皿にしたためました。




マスタードドレッシングサラダ
Insarata con salsa di senape



どこがフランスだー!?と怒らないでください。
今回の旅で印象に残ったのはマスタードを使ったソース。
私が大好きでリピしまくっている「5ダイアモンドサラダ」にも、
フランスの伝統料理アンドゥイエット他、サーモンのグリルや仔牛のレバーにも添えられていたマスタードのソース。
とにかく今回の旅で食べたのもにことごとく添えられていたこのソースがとっても印象に残ったわけです。

と、いうわけで、今日はサラダをマスタードソースでいただきました。
フランスで感じた酸味とちょっともったりした感じをイメージしつつ作りました。

こうやって、旅の余韻を自分のキッチンで味わうってすっごく楽しいです。
みなさまもどうぞお試しアレ!

パリのお気に入りの下町食堂

2016-01-07 23:24:35 | 食いしん坊の旅
フランス旅行のお話のつづき、
私のお気に入りの、パリの下町食堂にて。

ここは以前、私のお友達から教えてもらったお店、
とにかくおいしい!と大絶賛していたので、
それじゃあ行ってみようと思って行ったのが何年前でしょう。
パリの外れの駅を降りてみればお店も見当たらない住宅街、
その当時はスマホも持ち合わせておらず、事前に調べて書き留めた手書きの地図を頼りに行ったのですが、
なにぶん住宅街、目印になるものもなく、迷いに迷ったあげく、
もういいや、とその辺りにあったいい匂いのする食堂に入ったのです。
フランス語ができないのでメニューも読めず、当てずっぽうで頼んだものがめっぽうおいしく、
自分の嗅覚を誇りに思ったものですが、後でよくよく調べ直してみたら
なんとそここそが、探していた食堂だったのです。

そんな思い出深き食堂、今回で3回目のリピートです。
そのリピート理由はコレ!



その名も「5ダイヤモンド」というサラダ。
2種のチーズ、目玉焼き、ポテト、鶏レバーがのった超豪華サラダ。
いえ、もはやサラダの域を超え、メインディッシュといってよいボリューム。
そしてこれがべらぼうに旨いのです!
まずは鶏レバーのおいしさに感激!そして2種のチーズも。
そしてそれらの旨味が溶けあったマスタード風味のドレッシングのうまいこと!
他の野菜たちを同じおいしさの高みまで引き上げてくれます。
そしてそして極めつけはポテト!最初はカリッとおいしい揚げたてポテトが
しまいにはこの旨味たっぷりドレッシングを吸ってえも言われぬおいしさに。。
ああ、書いているうちにもまた食べたくなってきました。

フランスの郷土料理「アンドゥイエット」を食す!

2016-01-04 23:36:51 | 食いしん坊の旅
実は昨年末、クリスマス休暇をフランスで過ごしておりました。
その時のお話です。

印象派の画家、ミレーなどが居を構え制作活動を行ったバルビゾンという村に行きました。
印象派の絵が大好きな私が一度行ってみたかった村です。
豊かなフォンテンブローの森の中にぽつんとあるとっても小さな村で、
駅からも遠く、便利なバスもないので、
自転車を借りてえっちらほっちら小一時間ほど自転車をこいで行きました。
腹ぺこでたどり着いた村の小さなBAR兼食堂で出会ったメニューがこちら。




モツのソーセージ「アンドゥイエット」


今日のランチメニュー3つの中のひとつがこれでした。
フランス語はできませんが、なんとかほかの2つは、牛肉のタルタル、キノコのソテーであることが想像つきました。
でもこの”Andouillette”が何か分からない。
お店のお母さんに聞いても、英語が話せないらしく、でも一生懸命フランス語で説明してくれて
なんとなく、フランスの伝統料理であるということだけ分かりました。
せっかく旅しているのだから、その土地のものが食べてみたいと思って、
じゃあ、それで!と注文してみると、
奥から若い店員のお兄さんが出てきて、
本当に大丈夫かい?僕はすきだけど、でもこれ本当にストロングだよっ、と念を押された。
ええ~、ちょ、ちょっとこわいけど。。でも大丈夫、試してみる、女は度胸!

そして、出てきたのがこちらです。
ああ、これ、噂に聞いていたアイツだ。。モツのソーセージ。
お肉の代わりにモツを詰めたソーセージ。
何でも良く食べる私ですが、唯一苦手なのがモツ。。
くぅぅぅぅ、、こうなったら、もちろん食ってやる!女は根性!
で、いただきました。
モツ嫌いの私にはちょっとあの臭いがハードルが高かったですが、
でも嫌いな私にも分かる美味しさです。
臭いといっても、私が苦手なだけで、決してくさい臭いではありませんでした。
そして奥深い旨味、普通のお肉のソーセージにはないおいしさで、感動すらしました。
例え私は好きでなくても、世界にはおいしいものがあるって知ることができてよい経験でした。
モツ好きの方はぜひ試した方がよい逸品でしたので、どこかで出会った時にはぜひ食べてみてくださいね。


明けましておめでとうございます

2016-01-01 23:23:07 | 今日の一皿
明けましておめでとうございます!
こちらイタリア・フィレンツェは快晴の元日でした。
新しい年がこんな風に晴れやかであるといいですね。



海外生活も気づけば6年目に突入しまして、
今までは、元旦には、ほそぼそお雑煮だけでも作っていたのを
何かが吹っ切れたようで(笑)元日のメニューはこちらです。




アボガドとスモークサーモン、スペルト麦のサラダ


えーっと、日本の心を忘れた訳でなく、ただの昨日の手まり寿司の余り物です。
”もったいない”精神をフル活用した、これこそ日本の心でしょうか。

いやぁしかし、昨日寿司になったものが、米を麦に変えただけで国が変わる、
世界って広いようで案外狭いのかもしれませんね。


みなさまどうぞ健やかで良いお年をむかえられますように☆