ここ数日お騒がせしており、申し訳ありません。
中川淳一郎氏がNEWSポストセブンのランキング不正操作を疑われ、ネトウヨ関係から手を引くことを宣言。
元々の発端はこの記事にあります。
「なりすまし」にフィフィさんへの悪口書かれた男性の反論
今回は、@yunishioさんが「昨日はフィフィさん記事が人気1位だったけど、編集部はあまり望んでいないらしく、いまはランキングからおそらく手動で28位まで落とされているw」とおっしゃったので、色々ツイッターで説明をしましたが、さらにもう一つ分かったので、拙ブログでその理由を紹介しますね。
まず、アクセスランキングは「水物」ということであります。たとえば、本日矢口真里と中村昌也の別居をNEWSポストセブンで出しました。これはヤフー・トピックスに行っております。すると、過去の関連記事
身長差47.5cmの矢口真里&中村昌也 親子的ツーショット
が突然アクセスランキングの上位に来るのですね。まさにこれぞネットの「アーカイブ性」。だからこそ、私は「過去に作ったコンテンツは消さない方がいいですよ」とクライアントには常々助言をしているのであります。この辺をツイッターで紹介しました。
昨日、小学館へ行き、もう一つ分かったので当エントリーではそこらへんについて解説いたします。これも「過去12時間のPVがランキングに影響する」ということが関係してくるのですが、前出の「「なりすまし」にフィフィさんへの悪口書かれた男性の反論」という記事の公開時間にご注目ください。4月27日の22:21となっております。
まず、NEWSポストセブンの内情を話しますと、毎週水曜日と金曜日に約120本ほどの記事を一気に作ってしまいます。1ヶ月に1回、180本の週もあります。それを編集担当のO氏、M氏、Y氏がWordpressで公開します。
そして、公開時間は1日2回。7時と16時です。また、NEWSポストセブンは基本的には女性セブン、週刊ポスト、SAPIO、マネーポストの雑誌記事をネットに展開しているのですが、一部「オリジナル記事」というNEWSポストセブン関係者が独自に作った記事が存在します。“「なりすまし」にフィフィさんへの悪口書かれた男性の反論”もそうですね。
そして、これら「オリジナル記事」は、必ずしも水曜日・金曜日のタイミングでアップされるものではなく、比較的自由なタイミングでアップされるものです。しかしながら、原則的には7時と16時にしたいという方針を持っております。
で、このフィフィさんの記事については、ライターからオレが受け取って、それを弊社・Y嬢に「おい、16時にアップしといてね、よろしく!」なんてメールを4月27日の14時ぐらいにポーンと投げていたのですが、彼女がその日はメールを見ていない状態になっていました。そりゃそうですよ。土曜日で、うら若き美女が土曜日に何の因果でメールチェックを続けなくちゃいけないんだ、ということですね。
ライターには「16時にアップされるよ」と伝えていたのに、アップされないことに対し、「まだですか?」という連絡があったので、Y嬢に連絡を取って「16時にこだわらないでいいからアップよろしく!」と伝えました。結果的に彼女がPCに触れたのが22時過ぎで、公開されたのが22:21となったのであります。
そして、前出・アクセスランキングの「12時間ルール」に従いますと、22:21にイレギュラーに登場したこの記事は翌朝7時までの8時間39分にわたってNEWSポストセブンの一番目立つ場所に「新着記事」として掲載されるわけですよ。そして、唯一無二の「新しい記事」として君臨し続けていたのでした。そして、ある程度の関心を持たれていたテーマなだけに、皆さまにSNSで拡散していただき、お陰様でアクセスランキングの上位(多分1位になったかと思います)を一時期維持していたのですね。
しかしながら、この手のマジメなネタというものは、一瞬の関心が過ぎるとエロネタや芸能ネタ、スポーツネタに追い落とされるのはネットニュースの常。
私が過去に書いたアドタイの「ヤフトピ掲載ニュース 1位~最下位の差を数字で一気に見る方法」にある方法でぜひともヤフーニュースのランキングを見てください。どれだけ芸能・スポーツが強いか、ということが分かるかと思います。
「28位に落ちた」というのも当然な話なのでございます。一瞬でも上位に入った理由というのは、「イレギュラーな時間に公開された」ということもかなり大きな要素であることが小学館の編集者・M氏による分析でございます。
こちらからは以上でございます。それでは皆様良い午後のひと時をお過ごしください。
中川淳一郎氏がNEWSポストセブンのランキング不正操作を疑われ、ネトウヨ関係から手を引くことを宣言。
元々の発端はこの記事にあります。
「なりすまし」にフィフィさんへの悪口書かれた男性の反論
今回は、@yunishioさんが「昨日はフィフィさん記事が人気1位だったけど、編集部はあまり望んでいないらしく、いまはランキングからおそらく手動で28位まで落とされているw」とおっしゃったので、色々ツイッターで説明をしましたが、さらにもう一つ分かったので、拙ブログでその理由を紹介しますね。
まず、アクセスランキングは「水物」ということであります。たとえば、本日矢口真里と中村昌也の別居をNEWSポストセブンで出しました。これはヤフー・トピックスに行っております。すると、過去の関連記事
身長差47.5cmの矢口真里&中村昌也 親子的ツーショット
が突然アクセスランキングの上位に来るのですね。まさにこれぞネットの「アーカイブ性」。だからこそ、私は「過去に作ったコンテンツは消さない方がいいですよ」とクライアントには常々助言をしているのであります。この辺をツイッターで紹介しました。
昨日、小学館へ行き、もう一つ分かったので当エントリーではそこらへんについて解説いたします。これも「過去12時間のPVがランキングに影響する」ということが関係してくるのですが、前出の「「なりすまし」にフィフィさんへの悪口書かれた男性の反論」という記事の公開時間にご注目ください。4月27日の22:21となっております。
まず、NEWSポストセブンの内情を話しますと、毎週水曜日と金曜日に約120本ほどの記事を一気に作ってしまいます。1ヶ月に1回、180本の週もあります。それを編集担当のO氏、M氏、Y氏がWordpressで公開します。
そして、公開時間は1日2回。7時と16時です。また、NEWSポストセブンは基本的には女性セブン、週刊ポスト、SAPIO、マネーポストの雑誌記事をネットに展開しているのですが、一部「オリジナル記事」というNEWSポストセブン関係者が独自に作った記事が存在します。“「なりすまし」にフィフィさんへの悪口書かれた男性の反論”もそうですね。
そして、これら「オリジナル記事」は、必ずしも水曜日・金曜日のタイミングでアップされるものではなく、比較的自由なタイミングでアップされるものです。しかしながら、原則的には7時と16時にしたいという方針を持っております。
で、このフィフィさんの記事については、ライターからオレが受け取って、それを弊社・Y嬢に「おい、16時にアップしといてね、よろしく!」なんてメールを4月27日の14時ぐらいにポーンと投げていたのですが、彼女がその日はメールを見ていない状態になっていました。そりゃそうですよ。土曜日で、うら若き美女が土曜日に何の因果でメールチェックを続けなくちゃいけないんだ、ということですね。
ライターには「16時にアップされるよ」と伝えていたのに、アップされないことに対し、「まだですか?」という連絡があったので、Y嬢に連絡を取って「16時にこだわらないでいいからアップよろしく!」と伝えました。結果的に彼女がPCに触れたのが22時過ぎで、公開されたのが22:21となったのであります。
そして、前出・アクセスランキングの「12時間ルール」に従いますと、22:21にイレギュラーに登場したこの記事は翌朝7時までの8時間39分にわたってNEWSポストセブンの一番目立つ場所に「新着記事」として掲載されるわけですよ。そして、唯一無二の「新しい記事」として君臨し続けていたのでした。そして、ある程度の関心を持たれていたテーマなだけに、皆さまにSNSで拡散していただき、お陰様でアクセスランキングの上位(多分1位になったかと思います)を一時期維持していたのですね。
しかしながら、この手のマジメなネタというものは、一瞬の関心が過ぎるとエロネタや芸能ネタ、スポーツネタに追い落とされるのはネットニュースの常。
私が過去に書いたアドタイの「ヤフトピ掲載ニュース 1位~最下位の差を数字で一気に見る方法」にある方法でぜひともヤフーニュースのランキングを見てください。どれだけ芸能・スポーツが強いか、ということが分かるかと思います。
「28位に落ちた」というのも当然な話なのでございます。一瞬でも上位に入った理由というのは、「イレギュラーな時間に公開された」ということもかなり大きな要素であることが小学館の編集者・M氏による分析でございます。
こちらからは以上でございます。それでは皆様良い午後のひと時をお過ごしください。