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【書評】言い訳ばかりの私を変えた夢みたいな夢の話(吉永龍樹) おい、今度は自分のこともっと書け!

2015-07-01 13:20:02 | Weblog
言い訳ばかりの私を変えた夢みたいな夢の話

 男版吉田沙保里のようなツラをした日経BP社の編集者・竹内靖朗氏より突如としてオレの事務所に送られてきた書籍である。『夢、死ね!』なんて本を出しているオレへの挑戦状か! よーし、読んでやれ、とばかりに読んだので同書について書いてみよう。

 サラリーマンでありながら、個人的にはクリエーターとして働き、さらには人気ブロガーでもあるヨシナガこと吉永龍樹氏による著である。小説の体は取っているものの、映画で言うところの「Based on a true story」といったものであろう。同氏が作ったLINEスタンプ「エヅプトくん」や著書『ゆかいな誤変換。』のような具体名も出てくる。あとは、会社の近くの定食屋でサバの味噌煮を食うシーンがあるのだが、確か彼の会社から近い場所の定食といえば「松月」かな……、なんて余計な楽しみもできた。あの声の通るババアの「サバ味噌! ヒヤヤッコ! 小ライス!」という声がよみがえったが、その店でラーメンを食べるシーンも出てきたので「松月にはラーメンなかったよな……」なんて思ったりもした。

 作中の上司・ヨシナガは、『ユダヤ人大富豪の教え』(本田健)に登場する爺さんのように、「メンター」としての役割を果たす。色々とうるさいことを言うわけでもなく、淡々と「僕はこうしたかった」「自由にやればいいさ」「好きなことをやればいいよ」という放任と情熱の狭間からの助言を随所随所に挟んでくる。

 書籍のメッセージは、「既成概念以外のことをサラリーマンだってやってもいい」というところにある。また、特別な才能がなくても案外夢はかなったりするんだよ」ということを説く。とはいっても、ヨシナガ氏といえば、2000年代中盤からブロガーとして確実に頭角を現していた「古参」(まだ若いけど)の類で、サラリーマンとしては相当「尖った」人物であることは間違いない。

 本書ではヨシナガ氏にあくまでもサブの役割を与え、主人公の女性が成長していく様を描くが、オレとしては正直吉永氏本人が「いかにワシはサラリーマンで好き放題やってて、それをいかに会社にも認めさせ、そのうえで副業収入もガッポガッポ、ドヤ!」という話を読みたいと感じた。また、その方がサラリーマン諸氏には「夢」を与えるのではなかろうか。

 今回の書籍のスピンオフとして、「ヨシナガの歩み」のみをまたこの小説形式で出すという形が良いのだろう。今回はあくまでもなんとなくくすぶっている若い人々の後押しをしてやる、といった感覚で読むとよい。まだ、働き始めたばかりの人にとっては、本書の主人公の女性の方が、より身近に感じられ「私にもできるかも」と視界が開けてくるかもしれない。吉永氏本人の話はまた別の機会に期待しよう。

 しかしながら、メディア運営の経験もない主人公が突然編集長になる、といった展開は実にリアルではあるものの、ここにオレはけっこうな危うさを感じている。「ケッ、オッサンの戯言かよ」と思うかもしれないが、言葉というものは、ほんの一つの表現ミスにより訴訟沙汰になったりもするワケだ。今、ネットメディアでは若き編集長が続々と誕生しているが、公の場では出してはいけない言葉や、取材対象者への敬意表明、校閲の重要性、訴訟対策など様々なものが重なってようやく文章というものは世に出るもの。

 派遣社員の女性があれよあれよという間に編集長に上り詰めるストーリーには快哉を叫びたくなる向きはあるものの、オレとしては今後数年でボコボコと新興ネットメディアが大トラブルを起こさないか若干心配をしているところもある。この問題についてはいずれ話すこともあるだろう。

 それにしても、竹内氏はこの本のPRのためには、吉永氏と共に全裸で対談をしていただきたい、そう考える次第である。私と『夢、死ね!』担当編集者の今井雄紀氏は発刊にあたって全裸で対談をした。よって、今現在「全裸編集者」というポジションはグーグルでは今井氏の独壇場となっている。このままでは今井氏に続く全裸編集者が出てこないではないか! 吉永氏とはあちゅう氏との対談も面白かったが、次回は竹内氏と全裸で夢を語り合っていただきたい。


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