統一教幹部でその手腕を文鮮明に買われた郭錠煥(カクチョンハン)は、世界平 和教授アカデミー会長、韓国鮮文大学、米国ブリッジボート大学理事長、世界日報発行人、世界平和超宗教超国家連合会長、世界平和統一家庭連合会長、世界平和統一家庭党総裁、城南一和天馬オーナー、ワシントンタイムズ会長、鮮文平和サッカー財団理事長、ピースカップ組織委員長と統一教会グループのみならず、公的な重職をもつとめてきた。
公には韓国サッカー連盟の会長職まで勤めた人物であるが、1月13日のKr.newsによれば、信頼を失ったと言う理由でその会長職を辞することになったようである。
郭錠煥は昨年統一教(国進・亨進)から告訴された。それまでに今までの職はほとんど奪われていると思われる。
郭錠煥は城南一和チームのオーナーであるが、その職を解かれるのは時間の問題であろう。
私はこの解任はこの間の韓国統一教の内部対立の片方の柱である顕進の義父・郭錠煥切りの一環であると考えたくはない。
Kリーグが統一教に支配管理されることにNOを示したものと受け止めたい。
ヨイドでのパーク1の中断が、韓国国民には理解できない統一教の提訴によるものだと言うことが拡がる中で、統一教とその企業グループに対する不信はプロサッカーリーグまで巻き込んでいるのではないだろうか。
Kリーグ15球団社長と団長で構成される取締役会でも議論され、解任反対もあったようであるが、専門知識のない人物が会長職にとどまることは、Kリーグの発展にはならないということでまとまったようである。
韓国Kリーグの健全な発展を望みたい。