(2013.8.26 いわき市久之浜町)
8月26日(月)、きょうは久々のSio-Yaに“山塩ラーメン”を食べに行きたいと思っていたのです。ちかごろとんとご無沙汰なので、多少禁断症状が出始めているんです。
天気は最高、絶好のドライブ日和です。
午前9時17分、本宮ICから高速に乗りました。
裏磐梯のSio-Yaに向かっているのですか?
いいえ、いわき方面に向かっているのです。というのは、Sio-Yaもさることながら、“ワイフ君”が以前から“とまとランドいわき”に行きたいと言っていたのです。
磐越自動車道から常磐自動車道へ乗り継いで、四倉ICで降りました。前方に目的の“とまとランドいわき”が見えてきました。“ワイフ君”は以前にテレビで見たようなのですが、ハウスで栽培されているおいしいトマトを食べたり、買い物をしたりできる楽しいところだと思っているようなのです。
わたしがネットで調べたところでは、見学もありなのですが5名以上で事前申し込みが必要、イベントなども時々あるようですが、“ワイフ君”が思っているようなワクワクするようなところではなくて、単なるハウス栽培のトマト農園のようなのです。直営店舗はいわき駅ビル店、そしてここでも直売はされているみたいです。
わたしの口だけでは説得力がないので、“ワイフ君”が納得のいくようにここまでドライブを兼ねて来てみたということなのです。
あたりはご覧のようにのどかな田園です。その中に沢山のハウスが建てられてトマトの生産がされているようです。
直販所ではこんなふうにして直売されていました。他にも普通の大きなトマトももちろんあります。
そしてトマトジャムやゼリー、ごらんのトマトジュースなどの加工品も一緒に販売されていました。このトマトジュースの冷えたものを買ってその場で飲みましたが、これはすごく美味しかったです。そこで、我が家はトマトとこのジュースを買いました。ところが、所要時間はたったの10分で済んでしまったのでした。
わずか10分で目的を終えたわたしたちは、ここで一気にあぶれてしまったというわけです。
空の雲が面白いです。
こっちの空にも似たような雲があります。
さて、これからどうしようか?
そこで次は四倉ICを降りてすぐの交差点にあった案内板の“海竜の里センター(案内パンフレットのpdfはこちら)”へ行くことにしました。その途中にあった久ノ浜第二小学校の壁には海竜(フタバスズキリュウだと思います)と遊ぶ子供達(版画)が描かれていました。
ここで予想外のことがありました。ここの施設は月曜が休館だったのです。
それでもとりあえず中へ入ってみることにしました。
ここの施設の中には、きっとフタバスズキリュウにゆかりのあるものが展示されていたりするのかもしれませんね。
(ブラキオサウルス 体長24メートル、重さ50トン)
大観覧車などの遊具もありましたが、本日は定休日のため動いてはいませんでした。小さなお子さんのいるご家族だったら、きっと楽しめるでしょう。
この大きな恐竜は滑り台になっていました。
ほら、まるで怪獣映画のようでしょう。
ここ海竜の里センターにはハマナスの生け垣があって、いまは真っ赤な実を沢山つけていました。
次に向かったのは、同じ場所の案内板にあったそこから3キロぐらい離れたところの“アンモナイトセンター”でした。
ところが、ここも月曜日休館だったのです。ハハハ・・・
この施設の脇にある斜面で、きっと発掘の体験が出来るんだと思います。(いわき市アンモナイトセンターのホームページはこちら)
後で分かったことですが、フタバスズキリュウが発見されたのは海竜の里センターのすぐ近くなのだそうです。そして発見者の鈴木さんは現在アンモナイトセンターの学芸員をなさっているのだとか。
ここまで来たのだから海が見たいという“ワイフ君”のリクエストに応えて、適当に走って海の見える場所に出ました。
よく見ると震災の津波で防波堤がすっかり壊れていました。高台の家はかろうじて難を免れたようです。
一方低いところの住宅は基礎だけが残っているだけで、綺麗な花がここに家々があり、人々の生活があったことを物語っていました。
震災後はじめての浜通り、もう瓦礫はすっかり片づけられていますが、基礎部分だけが並ぶ草の原を見ていると、その被害の大きさに心が固まってしまいます。
安心して見れるのはこんな景色のところだけ・・・。
ここは波立薬師。
立派な仁王門がありました。
波立寺波立薬師(はりゅじはったちやくし)というのだそうですね。
波立薬師前の海岸。
これが弁天島。
ところが震災のために立ち入り禁止になっています。
島に渡る橋がこんな状態なんです。
ここでお昼にしようとやってきたのは国道6号線の“道の駅四倉港”。道の駅の建物回りは現在復旧工事中で、少し離れた駐車場の黄色いAQUAのとなりに止めました。
道の駅からは四倉海水浴場が見えます。夏休みも終わって海の家らしきものも骨組みだけになっていました。
外の見える席に座りました。そうそう、ここで信じられないことがあったのです。何を食べようかと2階の食堂へ上りました。するとそこには喜多方ラーメンの“喜一”が出店していたのです。いわきで山塩ラーメンが食べれるとは思ってもいませんでした。わたしは限定10食の赤魂(あかだま)”をいただきました。ああ、幸せ・・・。
震災後の道の駅内部の写真なども展示されていました。ああ、そういえば現在の道の駅の写真を撮らずにきてしまいました。スミマセン・・・。とりあえず、これが震災でダメージを受けてしまった前の施設で、こちらが震災後に再建された新しい施設です。
道の駅で満足した後は、塩屋崎の灯台を見て帰ることにしました。いまはその途中で車を止めて海を見ています。
“ワイフ君”は海を見て『よくこぼれないね』と言いました。そうそうこぼれては大変です。ついこないだも、こぼれて想像を絶する悲劇と被害を出したんですから・・・。
それでも人間は強いです。こうしてあの海で海水浴を楽しめるようになるんですからね。
大きな被害のあった薄磯海岸には『復興支援への思いを込めて、 埼玉県深谷市のボランティアの方が黄色いハンカチを飾ってくれました・・・』という幸せの黄色いハンカチが風になびいていました。
そして、車は美空ひばりの歌碑のある“雲雀乃苑(ひばりのその)”へ到着しました。
人が近づくと独りでに歌が流れるんです。
自慢じゃないですが、本宮駅前にも歌碑があります。“イヨマンテの夜”の伊藤久男です。えっ、知りませんか?
これが塩屋崎の灯台。
灯台への階段には『震災で壊れた灯台を直しています』と書かれてあって封鎖されていました。
午後2時10分、ここでひとまず本日の浜通り見学の旅は終了し帰途に着きました。
目的のメイン“とまとランドいわき”から、毎度お馴染みの我が家の行き当たりばったりの旅になってしまいましたが、大自然には美しさと恐さがいつも共存していることをあらためて思い知らされたのでした・・・。
8月26日(月)、きょうは久々のSio-Yaに“山塩ラーメン”を食べに行きたいと思っていたのです。ちかごろとんとご無沙汰なので、多少禁断症状が出始めているんです。
天気は最高、絶好のドライブ日和です。
午前9時17分、本宮ICから高速に乗りました。
裏磐梯のSio-Yaに向かっているのですか?
いいえ、いわき方面に向かっているのです。というのは、Sio-Yaもさることながら、“ワイフ君”が以前から“とまとランドいわき”に行きたいと言っていたのです。
磐越自動車道から常磐自動車道へ乗り継いで、四倉ICで降りました。前方に目的の“とまとランドいわき”が見えてきました。“ワイフ君”は以前にテレビで見たようなのですが、ハウスで栽培されているおいしいトマトを食べたり、買い物をしたりできる楽しいところだと思っているようなのです。
わたしがネットで調べたところでは、見学もありなのですが5名以上で事前申し込みが必要、イベントなども時々あるようですが、“ワイフ君”が思っているようなワクワクするようなところではなくて、単なるハウス栽培のトマト農園のようなのです。直営店舗はいわき駅ビル店、そしてここでも直売はされているみたいです。
わたしの口だけでは説得力がないので、“ワイフ君”が納得のいくようにここまでドライブを兼ねて来てみたということなのです。
あたりはご覧のようにのどかな田園です。その中に沢山のハウスが建てられてトマトの生産がされているようです。
直販所ではこんなふうにして直売されていました。他にも普通の大きなトマトももちろんあります。
そしてトマトジャムやゼリー、ごらんのトマトジュースなどの加工品も一緒に販売されていました。このトマトジュースの冷えたものを買ってその場で飲みましたが、これはすごく美味しかったです。そこで、我が家はトマトとこのジュースを買いました。ところが、所要時間はたったの10分で済んでしまったのでした。
わずか10分で目的を終えたわたしたちは、ここで一気にあぶれてしまったというわけです。
空の雲が面白いです。
こっちの空にも似たような雲があります。
さて、これからどうしようか?
そこで次は四倉ICを降りてすぐの交差点にあった案内板の“海竜の里センター(案内パンフレットのpdfはこちら)”へ行くことにしました。その途中にあった久ノ浜第二小学校の壁には海竜(フタバスズキリュウだと思います)と遊ぶ子供達(版画)が描かれていました。
ここで予想外のことがありました。ここの施設は月曜が休館だったのです。
それでもとりあえず中へ入ってみることにしました。
ここの施設の中には、きっとフタバスズキリュウにゆかりのあるものが展示されていたりするのかもしれませんね。
(ブラキオサウルス 体長24メートル、重さ50トン)
大観覧車などの遊具もありましたが、本日は定休日のため動いてはいませんでした。小さなお子さんのいるご家族だったら、きっと楽しめるでしょう。
この大きな恐竜は滑り台になっていました。
ほら、まるで怪獣映画のようでしょう。
ここ海竜の里センターにはハマナスの生け垣があって、いまは真っ赤な実を沢山つけていました。
次に向かったのは、同じ場所の案内板にあったそこから3キロぐらい離れたところの“アンモナイトセンター”でした。
ところが、ここも月曜日休館だったのです。ハハハ・・・
この施設の脇にある斜面で、きっと発掘の体験が出来るんだと思います。(いわき市アンモナイトセンターのホームページはこちら)
後で分かったことですが、フタバスズキリュウが発見されたのは海竜の里センターのすぐ近くなのだそうです。そして発見者の鈴木さんは現在アンモナイトセンターの学芸員をなさっているのだとか。
ここまで来たのだから海が見たいという“ワイフ君”のリクエストに応えて、適当に走って海の見える場所に出ました。
よく見ると震災の津波で防波堤がすっかり壊れていました。高台の家はかろうじて難を免れたようです。
一方低いところの住宅は基礎だけが残っているだけで、綺麗な花がここに家々があり、人々の生活があったことを物語っていました。
震災後はじめての浜通り、もう瓦礫はすっかり片づけられていますが、基礎部分だけが並ぶ草の原を見ていると、その被害の大きさに心が固まってしまいます。
安心して見れるのはこんな景色のところだけ・・・。
ここは波立薬師。
立派な仁王門がありました。
波立寺波立薬師(はりゅじはったちやくし)というのだそうですね。
波立薬師前の海岸。
これが弁天島。
ところが震災のために立ち入り禁止になっています。
島に渡る橋がこんな状態なんです。
ここでお昼にしようとやってきたのは国道6号線の“道の駅四倉港”。道の駅の建物回りは現在復旧工事中で、少し離れた駐車場の黄色いAQUAのとなりに止めました。
道の駅からは四倉海水浴場が見えます。夏休みも終わって海の家らしきものも骨組みだけになっていました。
外の見える席に座りました。そうそう、ここで信じられないことがあったのです。何を食べようかと2階の食堂へ上りました。するとそこには喜多方ラーメンの“喜一”が出店していたのです。いわきで山塩ラーメンが食べれるとは思ってもいませんでした。わたしは限定10食の赤魂(あかだま)”をいただきました。ああ、幸せ・・・。
震災後の道の駅内部の写真なども展示されていました。ああ、そういえば現在の道の駅の写真を撮らずにきてしまいました。スミマセン・・・。とりあえず、これが震災でダメージを受けてしまった前の施設で、こちらが震災後に再建された新しい施設です。
道の駅で満足した後は、塩屋崎の灯台を見て帰ることにしました。いまはその途中で車を止めて海を見ています。
“ワイフ君”は海を見て『よくこぼれないね』と言いました。そうそうこぼれては大変です。ついこないだも、こぼれて想像を絶する悲劇と被害を出したんですから・・・。
それでも人間は強いです。こうしてあの海で海水浴を楽しめるようになるんですからね。
大きな被害のあった薄磯海岸には『復興支援への思いを込めて、 埼玉県深谷市のボランティアの方が黄色いハンカチを飾ってくれました・・・』という幸せの黄色いハンカチが風になびいていました。
そして、車は美空ひばりの歌碑のある“雲雀乃苑(ひばりのその)”へ到着しました。
人が近づくと独りでに歌が流れるんです。
自慢じゃないですが、本宮駅前にも歌碑があります。“イヨマンテの夜”の伊藤久男です。えっ、知りませんか?
これが塩屋崎の灯台。
灯台への階段には『震災で壊れた灯台を直しています』と書かれてあって封鎖されていました。
午後2時10分、ここでひとまず本日の浜通り見学の旅は終了し帰途に着きました。
目的のメイン“とまとランドいわき”から、毎度お馴染みの我が家の行き当たりばったりの旅になってしまいましたが、大自然には美しさと恐さがいつも共存していることをあらためて思い知らされたのでした・・・。
大きさや形状などで、地震が起こる可能性が高くなります。
実際になんどか経験していますが、起こるまえと起こった後にもでるので、その見極めが難しいです。
そう言えば28日は地震(震源が福島県沖)が3度ありました。
アウトドア系じゃなかったもんで,歩いて行けるところまでしか行かなかったけど,
自転車があればいろんなところに行けたんですよね。
50も過ぎたことだし,kojiさんのアップした写真を見て思いました。
そろそろリベンジすっかな!
今回の驚きは何と言っても、その日食べたいと思っていた“山塩ラーメン”を、いわきで食べられたというラッキーなことにめぐりり会ったことでした。
年数たつと、つい忘れがちになってしまいますが、こうした写真を見て思い出さなければいけませんね。
ところで、1枚だけ白黒なのに黄色い車だけがカラーなのは、どんな手を使ったのでしょうか?
モノクロ写真に一部だけカラー表示したような写真を見かけることがあります。以前、これを真似てモノクロに赤いバラの写真を作ったことがありますが、画像ソフトを使い慣れていなしわたしにとってはとても大変な作業でした。
ところがです、そんな写真をカメラの設定で簡単に撮れてしまうんです。全くもって凄いものです。